おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の13ページ「事例 № 9 幹線道路の未整備による製品の破損 」を見ましたが、今日は13ページ「事例 № 10 為替に関する大損害」をみます。
為替が$1=100円が95円になり、25万円の為替損が出たという事例です。
こういう事態に対して、本事例集は、為替差損は、輸出採算へのインパクトが非常に大きく、そのリスクを避けるためには、契約成立したら直ちに為替の先物予約を実行し、その時点の採算レートで予想利益を確定することなどを検討すべきです。
なお、為替の先物予約も銀行との新たな取引となり、前もって「先物外国為替取引約定書」の締結が必要になるので、銀行との関係を築いておくことも重要です、とあります。
この事例はひょっとしたら、非常に重要な示唆なのかもしれません。
というのも、今、$1=80円の時代が来たらどうなるのでしょうか?
原油安のため円高のメリットは弱く、現在好調な自動車産業、外国人観光客という、追い風が止んでしまうのでしょうか?
ちょっと怖いですね。。。
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の13ページ「事例 № 9 幹線道路の未整備による製品の破損 」を見ましたが、今日は13ページ「事例 № 10 為替に関する大損害」をみます。
為替が$1=100円が95円になり、25万円の為替損が出たという事例です。
こういう事態に対して、本事例集は、為替差損は、輸出採算へのインパクトが非常に大きく、そのリスクを避けるためには、契約成立したら直ちに為替の先物予約を実行し、その時点の採算レートで予想利益を確定することなどを検討すべきです。
なお、為替の先物予約も銀行との新たな取引となり、前もって「先物外国為替取引約定書」の締結が必要になるので、銀行との関係を築いておくことも重要です、とあります。
この事例はひょっとしたら、非常に重要な示唆なのかもしれません。
というのも、今、$1=80円の時代が来たらどうなるのでしょうか?
原油安のため円高のメリットは弱く、現在好調な自動車産業、外国人観光客という、追い風が止んでしまうのでしょうか?
ちょっと怖いですね。。。