中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

外部環境の変化を踏まえた経営戦略の必要性

2014年06月23日 04時35分09秒 | 中小企業白書(2014年版)を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2014年版)106ページ「第2-1-32図 サービス業の雇用者数内訳」をみましたが、今日は108ページ「第2-1-34図 従業者規模別の新規求人数の推移」をみます。

下図は、厚生労働省「職業安定業務統計」により、従業者規模別の新規求人数の推移をみると、2008年9月のリーマン・ショックで新規求人数は落ち込んだが、その後、規模の小さな企業の新規求人数は伸びていることが分かります。

次に、総務省「労働力調査」により、従業者規模別の雇用者数の推移をみると、規模の小さな企業の雇用者数は減少傾向にあることが分かります。

以上のことから、採用意欲が高まるものの、雇用者の確保はうまくいっていない可能性が考えられます。

白書はこれまでみた第1章を踏まえ、人口減少・少子高齢化による需要の縮小や我が国の国際競争力の低下に伴う大企業の海外への移転など、中小企業・小規模事業者においては、厳しい事業環境が予想される一方で、観光客の取り込みや情報化の進展によるビジネスチャンスも広がっている。

そして、中小企業・小規模事業者は、これらの外部環境の変化を踏まえた上で、中長期的な経営戦略を立てて、実行していく必要があるとしています。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★