おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の31ページ「第1-1-27図 職業別の自殺者数の推移」をみましたが、今日は35ページ「第1-1-31図 完全失業率の推移」をみます。
総務省「労働力調査」から完全失業率についてみると、2011年11月以降の横ばい状態から、2012年5月以降、低下傾向となったものの、2012年後半には4.1%~4.3%の間で一進一退の動きとなった。
しかし、2013年に入ってからは景気回復と共に、完全失業率は低下し、足下の2014年2月には3.6%となり、景気回復局面にあった2007年7月以来6年7か月ぶりの水準を回復していることが分かります。

5月30日に発表された4月の完全失業率も3.6%となっており、横ばい状態となっています。
完全失業者とは、15歳以上の働く意欲のある人(=労働力人口)のうち、職がなく求職活動をしている人(=完全失業者)の割合ですので、求職活動を諦めると、数字は改善してしまいます。
よって、不景気の時の完全失業率の低下は素直に喜べなかったのですが、今回はこれまでとは異なり回復が見られているようです。
他方、中小企業は景気回復により、雇用確保がさらに難しくなっており、賃金を見直して募集しても募集はほとんど来ないという状況のようです。
思惑通りに進まないのが、中小企業経営の難しいところですね。
昨日は中小企業白書(2014年版)の31ページ「第1-1-27図 職業別の自殺者数の推移」をみましたが、今日は35ページ「第1-1-31図 完全失業率の推移」をみます。
総務省「労働力調査」から完全失業率についてみると、2011年11月以降の横ばい状態から、2012年5月以降、低下傾向となったものの、2012年後半には4.1%~4.3%の間で一進一退の動きとなった。
しかし、2013年に入ってからは景気回復と共に、完全失業率は低下し、足下の2014年2月には3.6%となり、景気回復局面にあった2007年7月以来6年7か月ぶりの水準を回復していることが分かります。

5月30日に発表された4月の完全失業率も3.6%となっており、横ばい状態となっています。
完全失業者とは、15歳以上の働く意欲のある人(=労働力人口)のうち、職がなく求職活動をしている人(=完全失業者)の割合ですので、求職活動を諦めると、数字は改善してしまいます。
よって、不景気の時の完全失業率の低下は素直に喜べなかったのですが、今回はこれまでとは異なり回復が見られているようです。
他方、中小企業は景気回復により、雇用確保がさらに難しくなっており、賃金を見直して募集しても募集はほとんど来ないという状況のようです。
思惑通りに進まないのが、中小企業経営の難しいところですね。