おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の86ページ「第2-1-18図 観光消費がもたらす経済波及効果(2011年)」をみましたが、今日は97ページ「第2-1-25図 情報通信端末の世帯保有率の推移」をみます。
下図から情報通信端末の世帯保有率の推移をみると、携帯電話は世帯保有率は既に9割超となっており社会に十分に普及していますが、スマートフォンやタブレット端末についても、ここ3 年で急速に広がっていることが分かります。
このグラフから、タブレットの普及に伴い、パソコンの保有率が低下していることが分かります。
ということは、スマートフォンが普及率すると、携帯電話の保有率が下がっていくことが見込まれます。
ワープロ→パソコン→タブレット、固定電話→携帯電話→スマートフォンというように新たな商品が出現することで、既存品の市場が減少することを「代替品の脅威」と言います。
この脅威を避けるために、代替品に乗り換えるのが通常の戦略ですが、敢えて脅威に留まるのも一つの戦略です。
そして、後者の考え方を持つ中小企業経営者も少なくなく、彼らには確固たるポリシーがあるので、話しの中から、経営者の多様性や中小企業の役割、さらに、経営戦略の軸の重要性等々に気づかされます。
昨日は中小企業白書(2014年版)の86ページ「第2-1-18図 観光消費がもたらす経済波及効果(2011年)」をみましたが、今日は97ページ「第2-1-25図 情報通信端末の世帯保有率の推移」をみます。
下図から情報通信端末の世帯保有率の推移をみると、携帯電話は世帯保有率は既に9割超となっており社会に十分に普及していますが、スマートフォンやタブレット端末についても、ここ3 年で急速に広がっていることが分かります。
このグラフから、タブレットの普及に伴い、パソコンの保有率が低下していることが分かります。
ということは、スマートフォンが普及率すると、携帯電話の保有率が下がっていくことが見込まれます。
ワープロ→パソコン→タブレット、固定電話→携帯電話→スマートフォンというように新たな商品が出現することで、既存品の市場が減少することを「代替品の脅威」と言います。
この脅威を避けるために、代替品に乗り換えるのが通常の戦略ですが、敢えて脅威に留まるのも一つの戦略です。
そして、後者の考え方を持つ中小企業経営者も少なくなく、彼らには確固たるポリシーがあるので、話しの中から、経営者の多様性や中小企業の役割、さらに、経営戦略の軸の重要性等々に気づかされます。