おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 194ページの「女性技能者の活用状況」をみましたが、今日は194ページの「仕事と家庭の両立支援策」をみます。
(独)労働政策研究・研修機構「「全員参加型社会」の実現に向けた技能者の確保と育成に関する調査(2012年)」をみると、仕事と家庭の両立支援策については、大企業に比べ、中小企業では取り組んでいないところが多く、特に企業規模で取組に差があるのは、「短時間勤務制度」、「子の看護休暇制度の実施」であることが分かります。
この図をみると、中小企業の27.3%が「特に取り組んでいない」と回答しています。
白書は、中小企業に比べ大企業の方が、女性技能者を活用する取組や仕事と家庭の両立支援策を行っているが、大企業では全体の社員数が多いことから、例え企業内における女性の占める割合が低いとしても、中小企業に比べ企業内の女性の人数が多く、両立支援制度を作るなどの女性に対する取組を行いやすいことが要因の一つと考えられるとあります。
東京大田区の工場で、女性用更衣室や女性用トイレ等に注力することで、女性技術者の採用に成功している中小企業の記事を見たことがありますが、女性が働きやすいハードとソフトの一体的な整備への投資は優先順位を上げる必要がありそうですね。
昨日は2013年度ものづくり白書 194ページの「女性技能者の活用状況」をみましたが、今日は194ページの「仕事と家庭の両立支援策」をみます。
(独)労働政策研究・研修機構「「全員参加型社会」の実現に向けた技能者の確保と育成に関する調査(2012年)」をみると、仕事と家庭の両立支援策については、大企業に比べ、中小企業では取り組んでいないところが多く、特に企業規模で取組に差があるのは、「短時間勤務制度」、「子の看護休暇制度の実施」であることが分かります。
この図をみると、中小企業の27.3%が「特に取り組んでいない」と回答しています。
白書は、中小企業に比べ大企業の方が、女性技能者を活用する取組や仕事と家庭の両立支援策を行っているが、大企業では全体の社員数が多いことから、例え企業内における女性の占める割合が低いとしても、中小企業に比べ企業内の女性の人数が多く、両立支援制度を作るなどの女性に対する取組を行いやすいことが要因の一つと考えられるとあります。
東京大田区の工場で、女性用更衣室や女性用トイレ等に注力することで、女性技術者の採用に成功している中小企業の記事を見たことがありますが、女性が働きやすいハードとソフトの一体的な整備への投資は優先順位を上げる必要がありそうですね。