おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 198ページの「高年齢技能者の活用状況」をみましたが、今日は199ページの「高年齢技能者活用の良い点と今後の課題」をみます。
(独)労働政策研究・研修機構「「全員参加型社会」の実現に向けた技能者の確保と育成に関する調査(2012年)」をみると、企業規模にかかわらず、9割半ば以上の企業が高年齢技能者の活用について「いずれかのメリットがある」と回答しており、その内容としては「若い人に熟練技能を伝承・継承できる」、「熟練技能が確保でき、品質を維持できる」が多くなっていることが分かります。
一方、高年齢技能者が働き続けることで発生する職場の課題をみると、中小企業では「健康面での維持・管理が難しい」が最も高く、次いで「若い技能系正社員の雇用・配置が難しくなる」となっています。
仔細に見ると、デメリットには「とくにない」がかなり高く、メリットには「人件費が相対的に削減できる」、「生産量に応じた人員調整が可能となる」という回答があることから、高齢者を活用することは固定費を柔軟に管理しながら、企業の強みをより活かせるということですね。
昨日は2013年度ものづくり白書 198ページの「高年齢技能者の活用状況」をみましたが、今日は199ページの「高年齢技能者活用の良い点と今後の課題」をみます。
(独)労働政策研究・研修機構「「全員参加型社会」の実現に向けた技能者の確保と育成に関する調査(2012年)」をみると、企業規模にかかわらず、9割半ば以上の企業が高年齢技能者の活用について「いずれかのメリットがある」と回答しており、その内容としては「若い人に熟練技能を伝承・継承できる」、「熟練技能が確保でき、品質を維持できる」が多くなっていることが分かります。
一方、高年齢技能者が働き続けることで発生する職場の課題をみると、中小企業では「健康面での維持・管理が難しい」が最も高く、次いで「若い技能系正社員の雇用・配置が難しくなる」となっています。
仔細に見ると、デメリットには「とくにない」がかなり高く、メリットには「人件費が相対的に削減できる」、「生産量に応じた人員調整が可能となる」という回答があることから、高齢者を活用することは固定費を柔軟に管理しながら、企業の強みをより活かせるということですね。