中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

出身の強みを活かした経営者にバトンを渡す!

2013年10月06日 05時01分56秒 | 2013ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2013年度ものづくり白書 186ページの「経営者の出身と企業業績の動向」をみましたが、今日は187ページの「経営者の出身と「経営力」の自己評価」をみます。

「経営力」の各要素の優位性をライバル企業と比べた自己評価について、経営者の出身区分別に集計すると、「経営経験者の招へい」は「変革力」や「交渉力・折衝力」に対する優位性の評価が高いことが分かります。

次に大企業について経営者の出身区分が「内部昇格」「創業家」である企業を対象に、「経営力」の各
要素の優位性の自己評価を集計すると、全ての要素で「創業家」の経営者の方がライバル企業に対する優位性の自己評価が高い傾向にあることが分かります。

「経営経験者」は外部での経験を生かし、また外部からの視点を持ち込むことで、企業に変化をもたらそうとする意向が強い。

「創業家」は「決断力・意思決定」や「行動力」に対する優位性評価が高くなっており、リーダーシップや求心力に強みを持っている。

「内部昇格」は、社内の競合を勝ち抜いた生え抜きの経営者であり、社内実務にも精通していることから経営手腕が期待される。

要するに自社が置かれている状況や必要な要素を踏まえてバトンを渡さないと、その出身の強みを活かした経営ができない可能性があるということですね!

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