おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 245ページの「産学官連携を活用した研究開発の推進」をみましたが、今日は246ページの「大学等発ベンチャー」をみます。
文部科学省「平成23年度大学等における産学連携等実施状況について」による大学発ベンチャー数をみると2011年度末累計で2,143社を数えていることが分かります。
しかし、その数は平成4年、5年をピークに大幅に減少しており、これについて白書は最適な事業化構想や知財戦略の構築ができずに、販路・市場の開拓、収益確保、資金調達が大きな課題となっているとあります。
このような事態を受け、文部科学省では、発明(特許)の段階から、ベンチャーキャピタル等の民間の事業化ノウハウを持った人材を活用しつつ、大学の革新的技術の研究開発支援と事業育成を一体的に支援し、世界市場を目指す大学発ベンチャー等を創出する取組として、2012年度より大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)を実施しているとあります。
先日、ワールドビジネスサテライトの特集でペプチドリームが大学発ベンチャーの成功例として取り上げられていましたが、社長は、「ベンチャーキャピタルの支援は受けたが、その資金を最初から本格的に使わなかった」と語っていた記憶があります。
同じ資金であっても上場資金は取扱方法が全く異なるような気がするので、ベンチャー企業自らがいかに意識改革できるかがポイントになりそうですね。
昨日は2013年度ものづくり白書 245ページの「産学官連携を活用した研究開発の推進」をみましたが、今日は246ページの「大学等発ベンチャー」をみます。
文部科学省「平成23年度大学等における産学連携等実施状況について」による大学発ベンチャー数をみると2011年度末累計で2,143社を数えていることが分かります。
しかし、その数は平成4年、5年をピークに大幅に減少しており、これについて白書は最適な事業化構想や知財戦略の構築ができずに、販路・市場の開拓、収益確保、資金調達が大きな課題となっているとあります。
このような事態を受け、文部科学省では、発明(特許)の段階から、ベンチャーキャピタル等の民間の事業化ノウハウを持った人材を活用しつつ、大学の革新的技術の研究開発支援と事業育成を一体的に支援し、世界市場を目指す大学発ベンチャー等を創出する取組として、2012年度より大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)を実施しているとあります。
先日、ワールドビジネスサテライトの特集でペプチドリームが大学発ベンチャーの成功例として取り上げられていましたが、社長は、「ベンチャーキャピタルの支援は受けたが、その資金を最初から本格的に使わなかった」と語っていた記憶があります。
同じ資金であっても上場資金は取扱方法が全く異なるような気がするので、ベンチャー企業自らがいかに意識改革できるかがポイントになりそうですね。