中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

昇給しても、実感が伴わない落とし穴・・・

2013年10月28日 04時56分01秒 | 平成25年版 子ども・若者白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度子ども・若者白書」31ページの「離職」をみましたが、今日は「平成25年版子ども・若者白書」36ページの「賃金」をみます。

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」から、20代の平均賃金をみると,平成24(2012)年は,男性は、正社員・正職員の20~24歳が204,100円,25~29歳が242,400円,正社員・正職員以外の20~24歳が178,200円,25~29歳が197,800円となっています。

次に、新規学卒者の初任給額をみると,いずれの学歴でも2000年代以降緩やかな上昇傾向となっていることが分かります。

具体的には、平成24(2012)年3月卒業者では,男性は,大学院修士課程修了者225,600円,大学卒業者201,800円,高専・短大卒業者173,000円,高校卒業者160,100円となっており、女性は,大学院修士課程修了者228,400円,大学卒業者196,500円,高専・短大卒業者168,400円,高校卒業者153,600円となっています。

1992年に私が入社した会社の初任給が確か178,000円だった記憶がありますが、それから20年が過ぎても、現在の初任給額とほとんど変わらないことが分かります。

現在、アベノミクスで昇給機運を高めており、その動きには大賛成ですが、同時に所得税を減税させないと、実感が伴わない昇給になってしまう落とし穴がありますね。

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