今月は、真っ白なテーブルです。
梅雨前の過ごしやすい、爽やかな季節なので、スッキリした気分になれるようなイメージで。
「白」と一言で言っても、色んな白があります。
明度&彩度によっても違うし、土の種類、焼き方によっても違う。
和食器の白と、洋食器の白も違う。色は、おもしろいな、と思います。
今回は、「透明感」のある白、温かみというよりも、少しスタイリッシュなキリッとした白のテーブルを目指しました。
ディナー皿は、ジャン・ルイ・コケー(フランス)の透き通るような白さのモノを。上品さと、スタイリッシュさを兼ね備えたお皿で、お料理が確実にワンランクアップして見える、とっておきの1枚です。ずっと欲しかったお皿を、憧れの方からお譲り頂いて、大切に使わせて頂いているモノ。
カトラリーも、お皿のランクに合わせて、重厚なシルバーを選びました。
お皿の上の手つきのココットには、今月の小さなオーブン料理の前菜を入れる予定。
クロスも、真っ白。
ナプキンも、真っ白。だけど、全部が白すぎると、キュッとしまらないので、お料理に使っているローズマリーをナプキンリングにさして。
お花は、白&グリーンがメインですが、アクセントカラーに、ワインレッドのスモークツリーとアイビーを用いました。
キリッと冷えたシャンパンと一緒に、お料理をどうぞ。
ちなみに、一番お料理が映えるのは、白い食器だと思います。
お気に入りの白い食器を、一つ持っておかけると、オールマイティーかと。
また、色の観点からみた食器選びのポイントとしては、食材にある色の食器を選ぶと、出番も多く、あまり失敗はないかと思います。
例えば、ピンクの食器。ピンクの食器は、私も数枚持ってはいるものの、デザートに使うことはあっても、お料理に使うことは、ほとんどありません。個人的意見だけれど、デザートにピンクは多いし(イチゴなどのベリー系のピンク色)、色合わせ的にも合うけれどど(ブラウン&ピンクは、相性がいい)、お料理でピンクって、あまりないし、なんとなく落ち着かない気がします。
あと、食器選びの最大のポイントは、色々な用途に使いまわせるかということ。収納を考えても、これが一番大切。
新しい食器を購入させる時の参考になさっていただければ、嬉しいです。