Ticketを売っている建物へと向かうと、思っていた以上に人がいた。
単純にビアトリクス・ポターが住んでいた建物内に入るだけの見学Ticketは、確か5£くらいだったと
思う。係の人から勧められたのは、National Trustの活動に対する寄付を含むTicketだった。
それが10£くらいだったと思う。活動の意義には共感するのでそれにした。
< Office>
< Hill Top 入口付近 >
中は当然ながら写真撮影はできない。部屋の中は質素で、当時のまま保存されている。思ったよりも
各部屋は狭く、暗い。私自身はそれほどビアトリクス・ポターのファンという訳ではない。
ピーター・ラビットの本は子供のために買って眺めたことはある、という程度だ。
傍に私よりも少し若い女性二人がいたが、本の原画(だと思う)を見て、感激していた。
私にはそういう思い入れはない。
順路に従って進み、40分ほどで外へ出た。
<農場脇の道 >
出口がわからなかったので、もと来た小道をオフィスの方へと歩いた。誰にも会わなかったので
やっぱり出口は別にあるのだろう。
< あざみ ? >
小道の脇には沢山の花が植えてあったので、カメラを向けてみた。
外へ出て、自転車に乗り、もと来た道をFar Sawreyに向けて戻る。来るときには気が付かなかったが
途中に小さなHotelがあった。ひょっとしてレストランもあるかなと思い寄ることにした。
道路側からは解らなかったが、結構広い庭があり テーブルも置いてあり、数組の客が
ビールを飲んだりしていた。これは宿泊客でなくてもビールくらいは飲ませてもらえそうだと
思い、建物の中へと向かった。予想どおり、受付があり、その奥に Barがあった。
奥に向かって声を掛けると Staff と思える若者が出てきたので、「宿泊客ではないけど、
ビールを頼めるかな」と尋ねると " It's OK. " と言って Guinnessをグラスに注いでくれた。
何んと言うか、こういうさりげなく対応してくれるのが 日本と違うなあ、と思ったりする。
< 昼前に喉を潤す >
他のtableを見ると食事している人もいるので、頼めば軽食程度は出してもらえる気がしたが、
飲み過ぎては、あとに差し支えるので、ビール1杯で止めることにした。
< 朝、ボートで到着した船着き場 >
この船着き場を右手に見て、サイクリング・ロードへと向かう。
< 湖畔のサイクリング・ロード >
絵に描いたような湖畔の道を走る。滅多にライダーとすれ違うことはない。実に静か。
ときたま、急な坂道があったり 岩が露出したデコボコ道もあるが、私の自転車でも大したことはない。
1時間ほど走ったところで 昼食のために 湖畔へと出た。そこに見慣れないものがあった。
< 石のモニュメント? >
こういうものがあるといのは知っていたが、実物を見たのは初めてだった。
風が吹いたり、波が来て 崩れることもあるだろうに、「人はなぜこんなことをするのだろう?」
あまりおいしくない、サンドイッチを食べ、湖畔を北上する。シンプルだった道がちょっと変わってきた。
私有地のフット・パスを通らなければならなかったりと様相が変わった。。地図を診るとLow Wray Campsiteに
入り込んだようだ。湖からも離れていく。結局、道に迷ったみたいだ。
うろうろしていたら、何やら山小屋風な建物を発見。キャンプ場の受付、案内場だった。
若いstaffに、「キャンプに来たのではなくて、Cyclingしてきた。Amblesideへ行きたい」というと
「では、このMapを見ればわかるよ」と言って、単に路線を簡単に表示した1枚の紙を私に渡した。
無料かと思ったら 2£だとのこと(と記憶している。紙切れ1枚なのに、結構ボルなあ、、、)。
この地図のお陰で、キャンプ地を抜け出して、無事にAmblesideへ抜けることができた。
Windermereへ帰る道は、2度目なので、特に問題なし、かなり疲れていたこと以外は。
たかだか20数キロのサイクリングなので。
でもWindermereに着いたときは、ヘトヘトだった。
宿へ着き、部屋にはシャワーはないので、階下の空いてるシャワー室を探し、汗を流す。。
その後、外へ出て近くのコンビニでビールと夕食を調達し、明日のLondon行きのための
準備をする。
そう言えば、この地では全く雨にたたられなかった。Lucky!!