50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

Fine Oak で 乾杯

2009年07月09日 23時22分00秒 | スコットランドへ
樽は、基本となるのが4種類くらいあるそうで、バーボン樽、シェリー樽、Oak樽、
White Oak樽だったと思う。で、その樽の見本のひとつがこれです。

沢山の樽が眠る貯蔵庫の前に置かれた、樽の見本。ここは写真を撮っても
いいそうだ。



そして、檻の中で眠る沢山の樽たち。



一つひとつの樽には、管理用のバーコード入りのカードが貼られている。



ということで、ここで見学ツアーは終了。
Shopへと戻った。その間、約1時間ほど。

他には来客はなく、ここで初めて3人が自己紹介をした。
年配の人とスキンヘッド(?)の彼は、同じ車で来たくらい
だから、身近な関係の人なのだろう。義理の親子だろうか。
そこまでは尋ねなかった。私が"I'm from japan .."と言いかけたら
年配の彼が、「そんなことは分かっているよ。私の娘は
日本人と結婚して、大阪に住んでいるんだ」と言い、隣の彼は
"I saw you at Scotch Bar last night." と言った。
そうか、彼らは昨夜、あのHotelのBarに居たんだ。こちらは
気がつかなくても、私はきっと目立ったに違いない。
ということで、試飲のFine Oak 7年ものがサービスされて
3人で乾杯をした。




 瞬間、「ウム。。。飲酒運転になるのでは ?!」と
思ったが、ここは異国の地、飲酒運転という概念は、
きっと日本とは違うはずだ、と自分を納得させて
ありがたくいただいた(とは言え、ちゃんと見学料に
含まれているのだろうけど)。
確か、見学料金は7£だったと思う。
職場の友人にと、お土産に Fine Oak 7年もののミニボトルを
買った。
7年以下のは、5£、7年ものが 7£、Fine Oakが10£
だったような、、、、。
ほんの30ccくらいの小さなボトルでした。
 ということで、久しぶりに、American English を聴いて
懐かしかった。やっぱり British アクセントよりも
私にはAmerican アクセントの方が聴き取り易くて
ほっとした。

ここ、Macallanの蒸留所を訪れるのは、今回の旅の目的の
一つでした。実は、もっとわかり難い場所なのかと思って
いたのに、泊まったB&Bからこんなに近いとは思っても
みませんでした。この近くには、樽を加工する工場も
あるのですが、この日のうちに次の宿泊地である
Inverness に辿り着かなくてはならないので、残念ながら
出発することにしました。ただ、この場所が田舎で
あるだけに、この後も似たような状況で、昼食を取る
ようなレストランやShop、コンビニはないだろうと
思い、手前の町 Aberlour へ戻って、飲み物と
サンドイッチみたいな物を調達することにした。



蒸留所の中へ

2009年07月09日 00時43分47秒 | スコットランドへ
 蒸留所の手前付近に来客用と思われる駐車場があった。
さっき追い越して行ったベンツが停まっていた。
車を降りて少し進むと左手に Shopらしき建物が見えたので
行く。黒いスーツを着た受付の男性が、「見学なら、もう少し待て」と
言う。ほどなく時間が来た、私の他に米国人らしき二人の男性が居て
私を含めて3人が見学ツアーに参加ということみたいだ。
ちょっと恰幅のいい女性が案内してくれるという。
Shopを出て、蒸留所内を進む。建物の概観はカメラで撮って
いいというので、まづ一枚。

<< 建物の一部  >>



で、実際の蒸留工程に沿って、内部を案内してくれた。
水と麦を混ぜて攪拌するポット、その小窓みたいなところから
内部を見せてくれたり、臭いをかがせてくれたりと。
で、米国の二人は、テキサスから来たらしく、それも、
同業者みたいで、かなり専門的なことを質問していた
ようだった。バーボン造りに関わっている人のようだった。
第1段階、第2段階と工程に合わせて、建物も移動した。
最後に、いろんな樽の材料が展示してあるスペースへ
案内されて、樽の種類で、たくさんの香りが在ることを
教えてもらった。実際に香りを嗅ぐと、チョコレートの
香りがしたり、色んな香りがあることを知った。
バーボンウィスキー用(使用済みを含め)の樽も使うこと、
フランスのワイン用の樽も使うのだということを
初めて知った。

<< Macallan のエンブレムが飾られた建物 >>
Scotlandの王様の旗印みたいだ。