50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

Bluesの本場 CHICAGOへ  Vol.2

2006年06月06日 23時10分01秒 | シカゴ
======== 2005/06/08(Wed) The flight

さて、機内でできることと言えば、映画を見るか、読書くらい
しかない。どうも、Video Systemは、日本の航空会社みたいに
スマートなものではない。チャンネルもCH2-6しかない。
そして、リモコンの操作性も悪い。4時頃に夕食が出た。
スキンヘッドの大柄な男の乗務員が"Chicken or Beef?"と
聞く。Beefを注文。飲み物は Beerと頼むと、"Kirin or
Miller?" と来たので、"Miller" を頼んだ。

 -- ところで、このMillerビールというのは、さっき
   調べてみたら、シカゴを本拠地とするメーカーでした。
   参考までに、
http://wanderphoto.com/blog/archives/2005/02/post_37.html


より。

隣のおとなしい男性は、あまり聴きとれていないようだ。
教えてやろうかと思ったが、あまり話相手になれないような
気がしたので、遠慮しておいた。
 Videoでは、Million Dollar baby ともう1本コメディー
タッチのものを流していたが、村上春樹の「海辺のカフカ」を
読み続ける。
今回の旅は、なかなか眠れない。時間の進みが遅い。

-- この旅行の前に、村上春樹の「アフターダーク」を読んだ
  こともあり、文庫本の「海辺のカフカ」を持って行った。

さて、もうすぐ着陸だ。
出発が40分遅れたので、到着もその分遅れたようで、
12:20に到着。特に感慨なし。
入国審査官は、日本語で聞いてきた。日本からの便だからなのか。
それなのに、こちらが、"yes" とか応えてしまうのが、
自分でも滑稽だった。
そして、左右の指紋をスキャンされた。これで米国のコンピュータに
私の記録が残ることになる。
 自分の国のコンピュータには指紋の記録は残っていないのに
米国にある、というのは、何とも妙な感じだ。
 でも、厳密には、昔、高校生の頃、クラブの部室に泥棒が
 入り、当時は高価だった機材が盗まれたときに、初めて
 指紋を取られた。そのときのデータがひょっとしたら、
 日本の警察のコンピュータに登録されているだろうか。

次は、手荷物受け取りへ向かう。30分以上も待って、
やっと出てきた。
 布製のボストンにキャスターがついたタイプのバッグを
押して、地下鉄というか、CTAと呼ばれる交通機関の
乗り場探しだ。「地球の歩き方」& Webで入手しておいた
空港内のインフォメーションを見ても、今ひとつよく
わからない。どうやら第2ターミナルの地下らしい。
到着したところは、第1ターミナルだ。
CTAは 四角に足が2本ついたようなマークだ。
通りすがりの案内員らしき人に尋ねると、2階に
ターミナル間を繋ぐモノレールが出ているので、
それに乗れとのこと。
1両編成の、それに乗る。
いやーー実に広い空港だ。米国で一番発着便が多い
空港だそうだから、大きくて当然だ。成田とどちらが
大きいのだろうか。
第2ターミナルに到着。そこから、出口に向かう人が
殆どで、CTAらしき方角へ向かう人はいない。
案内に従って、一旦駐車場へ出る。地下へ行くための
エレベータがあり、それに乗る。
どうやら到着した第2ターミナルは、建物の4階だった
ようだ。
表示に従って歩くと、駅に着いた。切符を買おうとして
焦る。ガイドブックによると、5日間のパスを買うのが
お得とあるが、自動販売機には、そんなことは書いてない。
キョロキョロとしていると、それに対応した販売機が
あった。料金の12$を出して買おうとしていたら、
何やら少々怪しい男が近づいて来ていた。
何か言っているが、さっぱり聴き取れない。
"12$を買うのなら **で買え。**だ!"みたいな
感じに聴こえた。そして、販売機を指して"No Work"と
いう単語が聴こえたので、目の前のdisplayを見ると、
なるほど、"No Work"と表示されていた。
その場を離れて、見回すともう1台あったが、作業員二人が
修理中だった。かと言って怪しい男の忠告に従って
売り場を探すのも面倒だったので、1回限りの1.75$の
券を買う。2$を入れて、C というボタンを押す。
 (なぜ C というボタンだったのか、記憶にない)
乗車券は出てきたが、おつりは出てこなかった。
ガイド本の通りではあった。
ticket Gateにカードを入れたら、戻ってこない。
要するに、あとは、目的地で出るだけなのだ。
少々、不安ではあったが、どこまで行っても1.75$と
いうことだから、券が戻ってくる必要もないのだ。
NYでもそうだったかな。

            ( 続く )

コメント
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