郵便貯金はばれにくい。今でもそんなことをいう人がいるが、そういうことを言われていたのは一応の根拠があるようだ。
省庁が統廃合される前、郵便局は郵政省の管轄、銀行は大蔵省の管轄だった。官公庁は縦割り行政で横同士の連絡があまりないとされる。つまり銀行と同じ大蔵省の管轄下にあった税務署は、銀行のデータは手に入りやすいが、郵政省管轄の郵便貯金は税務署にはバレない、と言われていた。
ところが今では、相続の時、子や孫の名前で郵便局に預金していたものが一番にチェックされる。子や孫の名前で毎年積み立てて「これは贈与だ」と主張しても、通帳や印鑑を贈与された本人が持っていなければ単なる「借名預金」となるので、被相続人の財産となる。
相続税では「借名預金」が最も当局から狙われる。
省庁が統廃合される前、郵便局は郵政省の管轄、銀行は大蔵省の管轄だった。官公庁は縦割り行政で横同士の連絡があまりないとされる。つまり銀行と同じ大蔵省の管轄下にあった税務署は、銀行のデータは手に入りやすいが、郵政省管轄の郵便貯金は税務署にはバレない、と言われていた。
ところが今では、相続の時、子や孫の名前で郵便局に預金していたものが一番にチェックされる。子や孫の名前で毎年積み立てて「これは贈与だ」と主張しても、通帳や印鑑を贈与された本人が持っていなければ単なる「借名預金」となるので、被相続人の財産となる。
相続税では「借名預金」が最も当局から狙われる。