桒田三秀税理士

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悲惨な戦い

2022-04-30 09:10:53 | 日記
 黒いカバンと同時期に流行って、放送禁止なった歌に、なぎら健壱さんの「悲惨な戦い」というのがある。

 こんな詩だ。

   私はかつてあのような悲惨な光景を見たことがない それは10年以上も前の国技館の話です
   片や巨漢の「雷電」と、片や地獄の料理人「若秩父」が両者見合って待ったなし

   ガップリ四つに組んだその顔からは玉のような汗がダラリンコと流れ出してきて
   若秩父のマワシをしめ出すのだった
  
   この湿ったマワシがいずれあの不幸な事件を巻き起こすとは誰しも
   あの世にも恐ろしい戦いになるとは誰しも思わなかったのだ

   まったく引力とは恐ろしいもので 地上に浮いているものは下へ落っこちてしまうものだから
   あれよあれよと思うままに若秩父のマワシは落ちた

   さずが天下の🔴HK すぐにテレビカメラを消せと命じたが
   折も悪くもアルバイトを使っていたために アップで放映してしまったのだ
 
   ラジオのアナウンサーがまたアナウンサーで テレビを見ていない人はわからなかったものを
   すぐにお近くのテレビのスイッチを入れてくださいたどといったものだから
   見なくていい人まで見てしまったのだ

   さすが天下の国技館 すぐに照明を消せと命じたが 
   折も悪くもパートタイムを使っていたために スポットライトをあててしまったのだ

   まったく全国3万人の相撲ファンの皆様は 意外な事実を知ったのだ
   でかい体にゃ🔴さいものが付き物だと そういう事実を知ってしまったのだ 

   さすが木村庄三郎 あのそうウチワみたいなやつで隠そうとしてやったが
   彼も非常に興奮していたもので 股間をイヤというほど軍配で殴りつけてしまったのだ

   さすが弟子の朝潮は 大変気が利いているもので すぐに毛布を持って現れたが
   彼もまだ心の準備ができていなかったのだ

   土俵へ土俵へと一直線に進み 土俵の端につまづいてしまったのだ
   まったく慣性力とは恐ろしいもので 止まる体も止まらなくなってしまったのだ
 
   その時の彼の脳裏には 一つの言葉しか浮かばなかった
   その時の彼の脳裏には 一つの言葉しか浮かばなかった

   何か体を支えるものはありませんか 何かつかむものはありませんかと
   何かつかむものはありませんかと目を凝らして見たら
   目の前に あった

   私はかつてあのような悲惨な光景を見たことがない 

 
 今回の、ロシアによるウクライナ侵攻
 
 プーチンをさえるのは、かつてのプーチン側近の料理人「エフゲニー・プリゴジン」だという。

 彼は料理人から転身し、戦闘員を結集しシリアやアフガニスタンでも暗躍したとされる。

 今回のウクライナ侵攻でも、汚れ役を買って出ているという。

 まさに、悲惨な戦いの中の地獄の料理人だ。
   
 

 

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