桒田三秀税理士

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MGC

2019-09-16 16:56:43 | 日記
 専門家で、男子も女子もこの人が優勝するとした人はいなかった。

 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が開催され、

 男子は中村匠吾選手、女子は前田穂南選手が優勝し、

 男子二位の服部勇馬選手と、女子二位の鈴木亜由子選手の四人が

 東京オリンピックのマラソン代表選手に内定した。

 男子の大本命と見られていた、日本記録保持者の大迫傑選手は三位となり

 代表への望みをつないだ。

 大迫選手は本人も言っているように「集団の後方に待機し、終盤に抜け出して勝つ」

 というレース運びが持ち味だ。

 同じ早稲田大学出身の瀬古利彦さんが現役の頃、そういうレース運びをしていた。

 誰かをペースメーカーにして、競技場まで後ろにつき、最後でスパート。

 解説の増田明美さんが「瀬古さんはセコかった」と言っていたがその通り。

 今回のレースでは、設楽悠太選手が果敢に飛び出したものの失速。

 最後の3キロは稀に見るデッドヒートを制して、中村匠吾選手が優勝した。

 あの粘り腰には、大迫選手もかなわなかった。

 一方、女子のレースでは、前田穂南選手が途中で後続を引き離し二位に

 大差をつけてゴールインした。

 瀬古さんや宋兄弟としのぎを削った、中山竹通さんがそうだった。

 氷雨の降る福岡で世界記録を上回るペースで独走した。
 
 最高にカッコよかった。

 瀬古さんは、いつも誰かを利用したレース運びだったため

 私は好きなタイプの選手ではなかかった。

 それにしても中山選手を彷彿とさせる前田穂南選手。

 今後が楽しみだ。
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