専門家で、男子も女子もこの人が優勝するとした人はいなかった。
MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が開催され、
男子は中村匠吾選手、女子は前田穂南選手が優勝し、
男子二位の服部勇馬選手と、女子二位の鈴木亜由子選手の四人が
東京オリンピックのマラソン代表選手に内定した。
男子の大本命と見られていた、日本記録保持者の大迫傑選手は三位となり
代表への望みをつないだ。
大迫選手は本人も言っているように「集団の後方に待機し、終盤に抜け出して勝つ」
というレース運びが持ち味だ。
同じ早稲田大学出身の瀬古利彦さんが現役の頃、そういうレース運びをしていた。
誰かをペースメーカーにして、競技場まで後ろにつき、最後でスパート。
解説の増田明美さんが「瀬古さんはセコかった」と言っていたがその通り。
今回のレースでは、設楽悠太選手が果敢に飛び出したものの失速。
最後の3キロは稀に見るデッドヒートを制して、中村匠吾選手が優勝した。
あの粘り腰には、大迫選手もかなわなかった。
一方、女子のレースでは、前田穂南選手が途中で後続を引き離し二位に
大差をつけてゴールインした。
瀬古さんや宋兄弟としのぎを削った、中山竹通さんがそうだった。
氷雨の降る福岡で世界記録を上回るペースで独走した。
最高にカッコよかった。
瀬古さんは、いつも誰かを利用したレース運びだったため
私は好きなタイプの選手ではなかかった。
それにしても中山選手を彷彿とさせる前田穂南選手。
今後が楽しみだ。
MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が開催され、
男子は中村匠吾選手、女子は前田穂南選手が優勝し、
男子二位の服部勇馬選手と、女子二位の鈴木亜由子選手の四人が
東京オリンピックのマラソン代表選手に内定した。
男子の大本命と見られていた、日本記録保持者の大迫傑選手は三位となり
代表への望みをつないだ。
大迫選手は本人も言っているように「集団の後方に待機し、終盤に抜け出して勝つ」
というレース運びが持ち味だ。
同じ早稲田大学出身の瀬古利彦さんが現役の頃、そういうレース運びをしていた。
誰かをペースメーカーにして、競技場まで後ろにつき、最後でスパート。
解説の増田明美さんが「瀬古さんはセコかった」と言っていたがその通り。
今回のレースでは、設楽悠太選手が果敢に飛び出したものの失速。
最後の3キロは稀に見るデッドヒートを制して、中村匠吾選手が優勝した。
あの粘り腰には、大迫選手もかなわなかった。
一方、女子のレースでは、前田穂南選手が途中で後続を引き離し二位に
大差をつけてゴールインした。
瀬古さんや宋兄弟としのぎを削った、中山竹通さんがそうだった。
氷雨の降る福岡で世界記録を上回るペースで独走した。
最高にカッコよかった。
瀬古さんは、いつも誰かを利用したレース運びだったため
私は好きなタイプの選手ではなかかった。
それにしても中山選手を彷彿とさせる前田穂南選手。
今後が楽しみだ。