桒田三秀税理士

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貧者の一灯・富者の万灯

2010-07-01 07:02:07 | 日記
 真心のこもった貧者による供養(くよう)の一燈は、富者の万燈にも勝る功徳(くどく)があることの例え。かつて仏が説法をしていたとき、王の献じた万燈は油が尽きて風で消えてしまったが、貧しい老女の一燈だけは消えることなく燃え続けたという。

 税のあり方を語る時「消費税は誰にでも一律5%だから公平だ」という一方で「豊かな人もそうでない人も一律5%は不公平だ」という見方も成り立つ。
 
 たくさん儲けた人は応分の所得税や法人税を支払う。所得に応じた分の負担だからそれはそれで公平だ。しかし最近、宗教法人などを利用した課税逃れも問題になっている。

 公平ということを考える時「貧者の一灯・富者の万灯」がいつも頭に浮かぶ。
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