クロキライディング

いつだってバイク

燃焼

2021年03月01日 01時40分54秒 | メンテナンス

 

作業のため車両を受け入れる当日、電気系のトラブルで始動不能となり、

コチラから引き取りに伺った車両。

どうにかエンジンを始動してみると直後に猛烈な発煙…

レギュレートレクチファイヤーも壊れ方によっては、内部で短絡を起こすのか

猛烈な勢いで真っ黒な煙と電子部品が焼け焦げるあの強烈な悪臭を発するのです。

僕は何度か見たことありますから、すぐにそれだと察しますけど、

オーナーさんがバイク使用中にこれに見舞われたらそれはもうパニック。

過去には店先にバイクを停めて「燃えてる燃えてる~」と飛び込んでこられたライダーさんもいらっしゃいましたし。

 

 

早速交換を…と言っても

既にこの旧式のレギュレーターは廃番だし、有ったとしてもその最終販売価格はとんでもなく高価ですから

オーナーさんのご希望もお聞きして、現代版のレギュレート機能を持つパーツを流用することにしました。

 

 

たいていのモノは流用できると思いますが、海外製コピー品を使用することはございません。

 

リトラクタブルのカタナ3型

当時のレギュレートレクチファイヤーによる制御電圧よりも良い数値が測定できて、信頼性向上につながりました。

このモデルはカタナの中でも特に希少なようで、これからも維持するにはオーナーさんの愛情が無くては (^_^;)

コメント
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