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クロキライディング

いつだってバイク

フェイルセーフ?

2014年12月19日 02時40分00秒 | メンテナンス

冷却水通路を見なおしている VTR1000Fファイヤーストーム(スゴイ名前)

サーモスタットハウジングなど ついでにちょっとペイントでもしておこうかと

古い塗装を剥がしてみると このような虫食い状態だったので追加で部品交換

もうここは当分の間 アクセスしなくて済むように

多少時間はかかっても追加が出たら潔く部品を待ちます(だから10日以上経ってもまだやっているのです)



ところで このサーモスタット 分解時すでに開きっぱなしのNG

同作業ではよく目にする光景ですが 不良のときは ほぼいつも開きっぱなしのほう

故障とは言ってもオーバークールになるくらいで エンジンにダメージを与えるほどのものではありません

逆に閉まりっぱなしで開弁温度に達しても開かない状態なんて想像したくありませんが

そのような例はほとんど見たことありません

誤動作による障害が発生した場合、常に安全側に制御する「フェイルセーフ」な考えなんでしょうかね…あまり深く考えたこと無かったけど



ウオータージャケットの機能が全てうまくいっているのかどうかは 小さなことはなかなかわかりません

「こんなに早く水温が上がっていいものか」とか「クーリングファンが回ってるの見たこと無い」とか

いろいろと問い合わせをいただきますが 冷機時から始めて高温域になるまでの様子を点検と言うより「観察」すればおおまかに判定はできますが

レアな故障は やっぱり分解してみたり 部品を単品で点検しないとわかりませんね

なのでこのサーモセンサーなども 今回は良好でしたけど壊れてもすぐには発見できないかもしれないので 予防のため交換しましょう

で また部品待ち (^_^;)



せっかくキャブレターをかわしているので 距離と時間が経過したキャブレターの肝心なところだけは確認

OKでした。
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極寒ライディング

2014年12月18日 01時11分08秒 | グッズ

只今 店内にぶら下げているヒートインナージャケット

現場で試すべく チャンスを窺っていたのですが ようやく実現しました。




バイクを汚すのは嫌だったので 路面はドライで小雪が舞う そんなコンディションを待っていたわけです

店内で試すのは テスト用バッテリーから給電するだけですから電圧は高くても12V前半

しかし車両上で給電すればレギュレーター制御電圧の13.5~14.5Vくらいですから出力も高まるのは当然

反面 走れば走行風で熱は奪われるとなると やっぱり実際に走ってみないとわかんないでしょ ってことですよね


そして走ってみると コレはもう期待以上

リモコンスイッチのレシーバーを装着し


ゴソゴソとジャケットの裾をまさぐることなく温度調整できるのはありがたいと思いました。

陽当たりがよくて背中に日光を浴びるようなときは最強だとちょっと暑いくらい(すでに使用されているお客さんが言ってたとおり)



いつもの作業服の上にヒートインナージャケット そしてその上には所有する中で最上級性能のアウターで出かけましたが
かなりスピード出しても 寒気にカラダとココロが押し込まれることはなく

これまでは少しでも逃がしたくなかった体温を ちょっとぐらい放出しても惜しくないくらいの余裕です

同じ寒さなら アウタージャケットを少しライトな物にするのもよし!

そして断言できるのが 安全性 

スピードを出さないのが安全だとは限りませんから このように力が抜けて動きやすくなるのは

コントロールの失敗が起き難いと思います。


寒さで力まないので 腕のチカラが抜ける抜ける

おかげでコーナリングの楽しさが 寒いからと言って縮んでしまうこともないのです


ただ ここまで平常感覚でいられると つい路面温度が低いのだということも忘れてしまいそう

そこは気を引き締めてかからないといけません。

コメント (2)
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のどかに

2014年12月16日 02時46分52秒 | 日々のこと


明日から雨で その後かなり冷え込むらしいので 試運転と納車

雨が降らぬうちに速攻です。



スポーツライディングも大いに楽しめるキャラクターはその後のR1200ロードスターでも同様ですが

見た目とのギャップ これがまた「ST」の憎らしいところデス

冬場はあまり乗られないオーナーさんにかわって エンジンはもちろん

ESAやグリップヒーターにいたるまで全てを稼動させていきながら 予定よりもかなり遠回りしてしまいましたね。




乗った後 こんどは載せて… のどかな農道を走って納車



帰り道 これまで見えていても入ることの無かったうどん屋さん

近くにお住まいのお客さんに聞くと 「ワタシ常連です」とのことだったので行ってみました。

 

なんだか素朴で美味しくて 子供の頃からうどんと言えばこんな感じかな…と

吉見の七曲りを通るときはまた寄ってしまいそうですね (*^_^*)

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YZ250FX

2014年12月15日 03時19分02秒 | バイク

バイクショップにはそれぞれにカラーがあるのですが 当店でコンペティション用の新車を扱うことなんて滅多にありません

それでもこのたび 光栄なことに オフロードコンペティションエンデューロ「YZ250FX」のオーダーをいただきました



ヤマハYZならではの後方排気 スロットルボディーが前方に位置していて

エキゾーストパイプはグルリと一周


エンジンの搭載角度やマウント位置 私が知っているものとは大きく違っていて… アタラシイのです。

もう どれだけ「イケル気」にさせてくれるのか 最後にモトクロスブーツで土の上を走って以来

20年が経過している自分にとってはまったく未知の世界

既にコンペマシンに仕事をさせる体力などありはしないのはわかっていても 

オフロードコースでギャップのひとつでも越えてみたいなぁ なんて 身の程を忘れて見とれてしまう

やっぱり目的がはっきりとしていて 無駄と妥協の無いレーサーは美しいですね。



燃料噴射量と進角特性(点火時期)を変更できる「YZパワーチューナー」が付属していて

コントローラーとしてはその説明もわかりやすく 容易にセッティングの変更が行えそう

シャシダイナモ云々でなくても コースを走ってはセッティングを変更し 自分の感覚だけで楽しめそうですね。



軽バンでは最大の積載量を誇る スバル「サンバー」でもさすがにこの長身はムリなのですが



いつもの手法でサッサと積載

なんでも自分でこなすオーナーさん 

走るのも弄るのも こりゃ当分楽しみそう いや楽しむに違いない

潔くアッパレな選択だと思います 良い物を見せていただきありがとうございます。

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早仕舞い

2014年12月13日 00時48分27秒 | 日々のこと

早いもので12月も中旬

発売直後に試乗して以来 自分なりの「楽しいライディング」のイメージにピッタリの道具としてずっと憧れていた 

F700GSの入手(自分が乗るわけではありません)に奮闘し 目の前にして 独り興奮しているのですが



とりあえず コンディションチェックのため 敢えて外出するわけです



あんかけゆえに 湯気が立ちにくいので あわてて口に運ぶとヤケドします(未だ学習できず…)


そんな師走ですが 13日はクロキライディング恒例の忘年会

営業は18時までとなりますのでご容赦ください 
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水路

2014年12月12日 02時42分06秒 | メンテナンス

おとなり福岡県からのお客さん と言っても門司港ですから関門トンネルを挟むだけの近距離圏内です


冷却水通路のホース類を全て交換しようというもの


左右に振り分けられた2つのラジエター、アイシング防止のためのキャブレターへの水路、

排ガス清浄化のための2次空気供給の配管、しかもVツイン… などでエンジン周辺のゴムホースの数は最多級



ホースだけでなく 付け根の奥にOリングが潜んでいるので 開けられるところは隈なく開けていきます



事前に交換パーツの発注をしておくのですが 今回もやっぱり追加追加で一発完了の作業とはなりませんでした

年数の経過した車両の場合 あれこれとやり出すときりが無い感もあるので

どこまで踏み込むべきか オーナーさんのために判断するのは難しいところです。

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DOHC

2014年12月11日 00時24分45秒 | バイク


輸入元にオーバーホールを依頼していたオーリンズ 仕上がってきたので早速装着です



リンクを持たないバイクはいいですね 心配事が少なくて…なんて (^_^;)



R1200シリーズのDOHCモデルには これまでなぜかご縁が無くて

試運転させていただくのは コチラR1200Rが初めてです。


作業仕上がりのチェックのため ご近所をひとまわり

おかげさまでフラットツインの進化をまたひとつ体感することができました



ただ ハンドリングはこの機体特有のものだと思いました

オーナーさんの好みと バンク角対策でかなり車高も上がっていて

スタンダードではないだろうな と思えるハンドリングのレスポンス…

ボクもおもしろいと思いましたよ。

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コンディション

2014年12月10日 04時07分39秒 | ライディング


お天気と作業の兼ね合いでなかなか試運転できなかった K1600GTLでしたが

寒さも弛み なかなかのコンディションで走れました。



いやもう ニュータイヤバンザイ! って感じでこの巨体が軽い軽い

走りながらすぐに ESAでサスセッティングは「SPORTS」 パワーモードは「DYNAMIC」へ変更しました



寒くなってから ぜひ試したかった「シートヒーター」スタート前からスイッチON

間もなくお尻に温もりを感じるのですが 本当に効果があるのはもう少し経ってから

尾骶骨のあたりが芯から暖まるといった感じでしょうか

着ていたのはいつもの作業服とその下にはヒートテックだったのですが たとえオーバーパンツを履いていても

この温もりはしっかりと伝わってくるに違いありません。



そう思うと GTLを試すには 今日は暖かすぎ…

もっと厳しいコンディションで乗るべきでしたね (笑)
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かかり

2014年12月09日 01時22分16秒 | 日々のこと


今年の夏 友達からバイクを購入されたらしい学生さん

練習会や ちょっとしたメンテナンスでお付き合いが始まりましたが

最近 冷え込んできてからはエンジンのかかりが悪いのだそうです

そこでチョークの話しをもちだすと… 「それってなんですか?」 と

ここまで冷え込んでいなくても それどころか真夏でも

冷機時の始動に濃い混合気は必要ですから キャブレター車のチョークは年中使うモノ

よくぞこれまで始動に失敗しなかったものですね

まだ冬を経験されていないわけですが しっかりと解説させていただきましたから

この冬 チョークの動作と始動の要領をマスターしてくれるといいですね。
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必需品

2014年12月08日 01時21分05秒 | グッズ


久しぶりの日和 今日は早朝から修理のご依頼や問い合わせで電話の着信も多くて かなり忙しい1日でした

バックオーダーになっていた Vストロームの3ケースの装着をやりつつ 私が装着したエレクトリックなアクセサリーの系統の

ヒューズが切れてしまうという なんとも恥ずかしくも申し訳ない事象への対処もあり 午後2時くらいまでは 目が三角になっていました

単純な消費電力の計算ミスだったのですが リレー回路の新設でかなりの追加作業となり

オーナーさんにはホント申し訳ないことをしました。



でも こうして見るとさすがにメーカー純正オプション

大き過ぎず不足も無く まとまりがいいですね



用途にも見た目にも「必需品」 装着しているほうがお似合いじゃあないですか。





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