
冷却水通路を見なおしている VTR1000Fファイヤーストーム(スゴイ名前)
サーモスタットハウジングなど ついでにちょっとペイントでもしておこうかと
古い塗装を剥がしてみると このような虫食い状態だったので追加で部品交換
もうここは当分の間 アクセスしなくて済むように
多少時間はかかっても追加が出たら潔く部品を待ちます(だから10日以上経ってもまだやっているのです)

ところで このサーモスタット 分解時すでに開きっぱなしのNG
同作業ではよく目にする光景ですが 不良のときは ほぼいつも開きっぱなしのほう
故障とは言ってもオーバークールになるくらいで エンジンにダメージを与えるほどのものではありません
逆に閉まりっぱなしで開弁温度に達しても開かない状態なんて想像したくありませんが
そのような例はほとんど見たことありません
誤動作による障害が発生した場合、常に安全側に制御する「フェイルセーフ」な考えなんでしょうかね…あまり深く考えたこと無かったけど

ウオータージャケットの機能が全てうまくいっているのかどうかは 小さなことはなかなかわかりません
「こんなに早く水温が上がっていいものか」とか「クーリングファンが回ってるの見たこと無い」とか
いろいろと問い合わせをいただきますが 冷機時から始めて高温域になるまでの様子を点検と言うより「観察」すればおおまかに判定はできますが
レアな故障は やっぱり分解してみたり 部品を単品で点検しないとわかりませんね
なのでこのサーモセンサーなども 今回は良好でしたけど壊れてもすぐには発見できないかもしれないので 予防のため交換しましょう
で また部品待ち (^_^;)

せっかくキャブレターをかわしているので 距離と時間が経過したキャブレターの肝心なところだけは確認
OKでした。