旧~いお付き合いのお客さんより、なんだか「PASO」を手に入れたんだとかお聞きしておりましたが…
このたびお披露目にご来店されました。
パンタ系のエンジンもまだ750ccだったころのモデルで、カラーリングはイタリアンレッドとパールホワイトの2タイプの
当時としては斬新なタンブリーニデザイン。
当時はまだドカティジャパンなんてことではなく「村山モータース」が販売元でしたから
当方でも普通に新車を販売することができていました (^_^;)
それまでの750F1のデロルトではなくウエーバーのシングルボディー固定ベンチュリーのダウンドラフトキャブレターは
細かな調整が必要で、キャブレターにアクセスするたびに外装を取り外さなければいけない構成で、
デロルトのビモータDB-1同様に難儀したものです (笑)
オーナーさん自らメンテナンスを施され、ココまでのコンディションに至ったのだそうですけど、
新型コロナで外に呑みに出かけることもできず、その分パーツも購入できたうえに作業に費やす時間も豊富だった模様。
フロントフォークはマルゾッキ、リヤはマルゾッキとオーリンズの両方があったらしいのですがこちらの車両はオーリンズ。
フロントフォークと燃調のことばかりが気になっていて、リヤクッションのことはもう覚えていませんね。
当時は首をかしげたウレタンスポンジのグリップも社外品にて忠実に再現されていました。
光栄にも「乗ってもいいよ」と言われたのに、随分と手を掛けられたようなので遠慮してしまったけど…やっぱり乗せてもらえばよかった
前後16インチで二輪車ラジアルタイヤ化への過渡期真っただ中、750ccだからこそのフィーリングも今乗るとどう思うのか (^_^;)
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