只今 メンテでお預かりの 名車
作業中 なにやら 1960年代に似つかわしくない パーツに 目が釘付け
前回 お預かりしたのが 平成9年(16年前)
クロキライディングではなく 私が長い間 従業員としてお世話になっていたショップの社長が
部品の廃盤で修理に困っていた私に作ってくれた 「レギュレートレクチファイヤー」 です
もともと付いていた部品が 壊れてしまい バッテリーの充電不良を起こしていたはず
純正部品なんてもう とっくに 「生産終了」
ただ ここは他車からの流用も可能な部分ではありますが
「作ったほうが早い」 と 社長のデスクの周辺にあるもので サッサと製作してくれて
それを受け取り 仮付けテスト
結果は 一発OK
それが今でも装着されていて 今回の点検でも 制御電圧は良好
なんだか あの頃の記憶が蘇りました
電装のこと いろいろ勉強させていただきましたね
研究熱心で 難しいことを 簡単に解説することがとても上手で 専門用語も少なく 謙虚に対応してもらい 数多く良い経験をさせていただきました
本当にわかっている人ほど こうあるべきだと思い知らされました。
この 「ASウオタニ製」 かなりの レア物に違いないと私は思います
今となってはもう こんな仕事 頼めませんからね... 絶対に (^_^.)