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クロキライディング

いつだってバイク

レギュレートレクチファイヤー

2013年07月02日 02時07分02秒 | パーツ

只今 メンテでお預かりの 名車

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作業中 なにやら 1960年代に似つかわしくない パーツに 目が釘付け

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前回 お預かりしたのが 平成9年(16年前)

クロキライディングではなく 私が長い間 従業員としてお世話になっていたショップの社長が

部品の廃盤で修理に困っていた私に作ってくれた 「レギュレートレクチファイヤー」 です


もともと付いていた部品が 壊れてしまい バッテリーの充電不良を起こしていたはず

純正部品なんてもう とっくに 「生産終了」 

ただ ここは他車からの流用も可能な部分ではありますが

「作ったほうが早い」 と 社長のデスクの周辺にあるもので サッサと製作してくれて

それを受け取り 仮付けテスト  

結果は 一発OK

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それが今でも装着されていて 今回の点検でも 制御電圧は良好

なんだか あの頃の記憶が蘇りました

電装のこと いろいろ勉強させていただきましたね

研究熱心で 難しいことを 簡単に解説することがとても上手で 専門用語も少なく 謙虚に対応してもらい  数多く良い経験をさせていただきました

本当にわかっている人ほど こうあるべきだと思い知らされました。


この 「ASウオタニ製」 かなりの レア物に違いないと私は思います

今となってはもう こんな仕事 頼めませんからね... 絶対に (^_^.)

 

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青白い光

2013年06月05日 00時47分19秒 | パーツ

青白い 強力な光を ということで 装着されている

ガラス部分が青いタイプの ハロゲンバルブ

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装着し点灯させてみると 青白く明るく光り 夜間の走行が待ち遠しくなります。

しかし 実際に夜間走行をしてみると 期待したほど明るさを実感できないのが正直なところ

それは内部に特殊なガスを封入した 高効率バルブであっても同じことです

やはり 色の問題なんでしょうね

青白い色というのは アスファルト等の暗い色に吸収されてしまい 反射されにくいのです

同じ光のエネルギーであれば 色合いは 青白い白 < ふつうに白 < やや黄色っぽい白

のほうが 明るさを実感できると思います。

こちらのお客様も 私と同感のようで

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一度は装着した青白いバルブでしたが スタンダードな色の高効率バルブへ交換することになりました。

対向車から見ると 青白いのは目立つのですが...

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納車準備

2013年05月27日 01時01分45秒 | パーツ

先日 入荷済みの フォルツアZ

あれこれと 装着品がございまして いきなり外装の取り外しです。

ETC、 グリップヒーター、 

ナビ、 レーダー、 ミュージックプレーヤー  各音声をインカムで聞けるように

防風のナックルバイザー、 大型ウインドスクリーン、 ストップランプ付きトップケースなどなど

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当然 この状態から始まります。

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あとからの やり直しが簡単にできないので よく考えて作業を進めていきます

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スペースに余裕がありますから たすかりますね

今回は 全ての機器を 「引き出し」 に格納し

バイクに跨ったまま操作できるよう配策していきます。 

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デロルト

2013年05月16日 01時59分44秒 | パーツ

海外メーカーのキャブレターとしては ドイツの BING とならんで 触ることの多い

イタリアのデロルト 

ドウカティをはじめ モトグッチ ベスパなど イタリア車(旧車)には たいていコレ

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こちら PHM40 口径40mmの(かなりデカイ) 強制開閉&加速ポンプ付きです

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そんなスパルタンな雰囲気ムンムンのボディーに ネット付きのファンネル

ケーヒンFCRや ミクニTMRのように 細やかにセッティングできるようにはなっていないので

良くも悪くも セッティングは楽です (笑)

そんなシンプルで「旧式」のキャブレターですが 

難関の始動に成功し  コンディションのよいエンジンがよく温まると

大口径にもかかわらず 不思議に 低速で扱いやすく 吸気の影響でスロットルバルブがキャブレターボディーに貼りつく感覚も無い  とても良い 使い心地です

強いリターンスプリングのため スロットルグリップは たしかに重いのですが

走りのモチベーションが高く維持できている間は苦になりません (私の場合)

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そしてなにより カッコイイ 

こまめなメンテナンスと キックでの始動は難儀ですが ベベルのツインとの相性は抜群です

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ETC

2013年03月28日 02時20分35秒 | パーツ

この ミツバサンコーワ製が加わり 少しだけ 選択肢のある 2輪用 ETC車載機

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日本無線のものより 本体が薄く カードをスライド挿入するタイプ

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もうひとつの特徴は 別体のアンテナにもLED表示部があります

そしてさらに  別体LEDインジケーター付きを選べば 取り付けレイアウトの自由度が高まります。

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厚さ19mmの本体は 収納スペースの少ないバイクには ありがたい薄さ

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インジケーター付きアンテナは カウル内に忍ばせて

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インジケーターのみ 見えるところに配置 

またその逆もOK

目立たなく すっきり 確実に装着したいところですね


ETC が普及する以前は バイクで高速道路を走ることはほとんどありませんでしたが

さすがに 装着率も高くなり お店のツーリングでも 高速で足を伸ばすことも増えてきました

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午前中に南阿蘇も余裕ですから ツーリングの妄想が広がります(笑)

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ブラックボディー

2013年03月23日 00時44分28秒 | パーツ

久しぶりに ご注文いただいておりました ケイヒン FCRキャブレター

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しかも ブラックボディー

ブラックと言っても 鈍くて深いブラウン的な 渋い色のアルマイトですね

人気商品だけあって この色使いはさすがだと思います

ここを はっきりとした色にしてしまうと どこか安っぽく まるでプラモデルみたいに 浮いて見えるからです。

間近で見るのは初めて ブラックのエアファンネルがよく似合います。


前の職場には シャシダイナモが完備されていたので 普通のパワーチェック以外に

キャブレターセッティングの依頼も多く ダイナモ室にこもることもよくありました。

しかし 難しいのは 低中速のセッティング 

ダイナモの数値に表れないところだったので 実走行しながら セッティングをくりかえします

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装着前に 一度バラして プレセッティングの確認

STDキャブレターの中低速に対し どこまで違和感の無い フィーリングにできるか

マフラーや エンジンそのものとの 相性もありますから 進めてみないと わかりません。


ご期待に沿えるよう がんばります。

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