この写真レリーズフォークとレリーズベアリングなんだけど、一体式なんだよね。この形は黒70も初めてだ。というか国産にはないね。さすがルノー製だ。発想が日本とは全く違う。どうしたらコンパクトにまとまるかを考えて作ってあるのには、頭が下がります。
LSDを組む時の、分解写真が足りない?と友人からメールが入ったので、そう言われてみれば!確かに足りません。で、写真を掲載しま~す。この写真は5速メインギヤを抜いて、ミッションケースを開けた時の写真です。
とりあえずオーバーホールを終え、デフキャリアAssy交換だ。まあAssy交換だから時間は40分で終了でした。あっ・・臨時分解記録簿に記入しないといけないね。これって分解整備になるからね。一般の方は、必ず国が認めた認証工場の資格のあるところで作業をしてもらってくださいね。
黒70は機械式LSDが入っていて、今までオーバーホールは4回、また効かなくなりオーバーホールしなければならなくなった。当然デフを外している間は走行不能になるので、チョットこれは避けたいところ。ということでオークションでJZA70のトルセンデフとドライブシャフトを手に入れました。中古だからオーバーホールをしてから載せることに、トルセンは内部の特殊なギヤの抵抗で左右のトルク配分をしているデフなのでオーバーホールといっても内部清掃といったところかな。効き具合を変えるにはギヤ交換になるんだけど、これをやったら新品買うのと同じだよね(笑)ということでギヤの当たり面を修復してあげれば効きが戻るのが、トルセンのいいところだ。これにはもちろんメタライザーPROを使うけどね。そうそう、黒70はMA70、JZA70とはデフキャリア取付け位置は全く同じだから問題なく取付け可能だ。それとドライブシャフトも6穴で全く同じだから流用は可能だからね。