黒70号アクシデント!キーをひねってもカチカチ?バッテリーは正常、でもキーをひねるとカチカチ?何回かやってるとエンジンはかかるんだけど、そろそろ修理したほうがよさそうということでスターターを外してピニオンギヤを見てみると、先端部が編磨耗、ウ~ンやっぱりピニオンがリングギヤにかみ合わずに当たっている音でしたこれだとスターター交換しても直らないんだよね、原因はフライホイールのリングギヤ側の磨耗だから、でもミッション降ろしてフライホイールを変えるのも面倒だから、チョット職人技で加工しま~す。スターターのピニオンギヤってキーをスターターの位置まで回すとゆっくり回転しながらリングギヤに噛み合っていき、噛み合いが完了すると同時にメイン接点がONになり大電流が流れてエンジンを始動するんだけど、今回はピニオンがリングギヤにかみ合わず、ただリングギヤを押してるだけなので、リングギヤのテーパー部分の編磨耗している部分を修正すればいいんだけど、これをやっていたら何日もかかっちゃうから、スターターのピニオン側にテーパー加工すれば同じことなんだよね。ということでピニオン先端をテーパーに削ってスターターを取り付け、エンジン始動、問題なく正常に戻りました
黒70号の車内、一般道では快適装備でDVDナビ(古)付けていま~す。それと高速を多用するのでETCは必需品!なので付けています。車高調入れてから、チョットこの頃ボディー剛性が落ちてきたので、久々にアルゴン溶接機を登場させてバチバチ、ボディーに渇をいれて強度アップしましたでも発泡ウレタンを入れてあるところは、可燃物のため溶接できない~ということで溶接できないところは新兵器を使うことに。とりあえず新兵器を注文しましたがこの機械見かけより価格が高い~。これ使うと板金屋泣かせになちゃうんだけどな~まあなんでもありのクルマだからいいか
JZX100の走行テスト、バネレートを以前より4キロアップでセットした足回りはどういう動きになるのか?さすがにスプリングが新品だと足の追従性はもの凄くいい、変な突き上げもまったく無いし乗り心地もまあ~満足、バネレートを上げた分、重量に対してのストローク量は減るんだけど、これなら街乗りでも十分使える足だ。高速コーナーを攻めると、あッ・・・タイヤがうまく使えてない感じ、足はよく動いていタイヤの情報は分かりやすくなったんだけど、グリップが抜ける、サスに対してタイヤが完全に負けているか?なんか変だな?しばらく走ってようやく原因が把握できた。この動きはバネレートアップに対して、コーナー中の重心移動が少ないため、キャンバー角が多すぎて、タイヤ接地面がうまく使えていない動きだ。なんか納得がいかない黒70、計算間違えたか?軸重から計算をやり直してみたけど合っている。こんなコーナーリングの動きにならないはずなのに?どこかのブッシュがおかしいのか?でもブッシュがおかしかったらもっとクルマが変な動きになるから違うな?しばらく悩んで下回りをのぞき込むと、えッ???もしかしてこのクルマ強化スタビ入れてあるの?これじゃ~計算合うわけないよ。キャンバ角が多すぎて当然。そんなわけで黒70もようやく納得でした。
車高調に付け替えてセッティング、まずは最低地上高9cmを確保しないと公道は違反になっちゃうからそこからスタート、あとは走りながら前後のバランスを把握して車高を決めていく、こんな古いクルマでも下げすぎると各アームの角度が悪く、しなやかな足の動きにならない。前後バランスが決まったところで、前後の味付けアライメント調整、これはタイヤのグリップ、ドライバーの走り方や好み、と走るステージによって違うからこのセッティングが正解というのはないんだけど、黒70は当然今回は自分のクルマだから正解を探すのは簡単!あっという間にセッティング終了で~すでもスプリングがいいと足の動きが気持ちいいほど追従するね、タイヤからの情報もしっかり分かるし走りやすい。やっぱり直巻きスプリングはコーナー荷重に比例していくからいいね!なんて素人みたいなコメントになったりして?
いよいよ、昭和のクルマ黒70号も車高調を入れないと、平成のクルマについていけないようです。ということで車高調を急遽チョイス、でも軽量化でセッティングが合わない、とりあえずリヤが全く合わない、減衰力が強すぎてサスに合わないので減衰力を柔らかいオイルで調整、フロントはバネレートがチョット不足しているので2キロアップ、これで車高を変えていきベストを探ります。
黒70号、なんかこの頃、加速、減速時がやけにギクシャクするな~と思って、駆動系を点検、駆動系は人の力ぐらいではガタ等は分からない、とりあえずリフトアップ、サイドブレーキを掛けエンジン始動、ギヤをローに入れて駆動系に動力を伝えたり切ったりしてプロペラシャフト、デフ、ドライブシャフトに負荷をかけて点検、で点検してみると、なんとドライブシャフトのジョイントベアリングに回転方向のガタが多すぎ、これが原因だ~まあ走行距離は23万キロを超え、サーキットも100回以上走っているんだから、しょうがないね。というより、よくここまでもったな~って感じ、パーツの寿命です。でもトヨタのスポーツ車の駆動系って本当に強度があるね。ここまでいじめ抜いても、壊れないんだから!今回のドライブシャフト、普通に乗るにはまったく問題ないけど、サーキットを楽しく走るには、不安要素は取り除かないといけないから、思いきって交換しました。それにしても作業は大変、ハブから抜けない。さすが17年も分解してないだけのことはある?手強い、かなり強引な作業になったけどね。作業ついでにメタライザーPROをハブベアリングに注入し、ドライブシャフトのベアリング部にも注入、無事作業終了で~す
写真は17年、黒70号を動かしたドライブシャフト!お疲れさまです。
写真は17年、黒70号を動かしたドライブシャフト!お疲れさまです。
チョットやばかったみたい、もう少しで電車ブレーキ寸前でした。ライニングの残りが0,3mm、とりあえず新品交換、調整して終了です。おッ・・・効くな~!ドリフト走行禁止のサーキットなのでロックさせるためにはサイドは使わないんだけど、ヘアピンなんかでバトルになると、どうしてもアクセルONを早めてしまうんだけど、その時にサイドで駆動力を落としてテールスライドを抑えているんだけどね。ブーストも掛かるし立ち上がりを速くできるからね。完全にバトルモードになると、これが左足ブレーキになっちゃうんだよね。コーナー入口でフロントの向きが変わったと同時にアクセル全開、コーナー中は左足ブレーキで速度をコントロール、ほとんどフルブースト状態、コーナー出口の立ち上がりで抜き去る走り方なんだ。あんまりやり過ぎるとブレーキが悲鳴を上げちゃうから程々にしないとね。まあ走り方はどうでもいいんだけど、サーキット走行で、あまりサイド使わないようにしようっと?
黒70号も古いから、いろいろ悪いところが、この頃サイドブレーキの効きがかなり悪い、リヤブレーキはディスクでブレーキローターの内側にサイドブレーキ専用のドラムブレーキが入っている。構造上、クルマが停止してから使うものだから、普通に使っていればサイド用のブレーキライニングは減るもんじゃないけど(汗)とりあえず分解してみました。えッ・・・ライニングないじゃん(泣)
デフキャリア側もパッキンがしっかり剥がれた。あとはデフキャリアのサイドシールを打ち変えて、LSDを取り付けて、液体パッキンを塗り、キャリアカバーを閉め、サイドフランジを付ければ終了だね。以上でLSDオーバーホールは今日で終了で~す。黒70に取り付けようと思っていたけど、これはスペアーかな?今のところ次回のサーキットはトルセンデフで走ろうと思っていま~す。ドリフトするなら、もちろん機械式にするけどね(笑)
そうそう、LSDにはいろいろな種類があるんだけど、基本的なのは3種類を覚えておこう。今回の「機械式」とウォームギヤを組み合わせてギヤの抵抗を利用している「トルセン式」、あと特殊なシリコンオイルの抵抗を利用している「ビスカス式」だ。それぞれ機構が違うので、効き方も違うし性格も違うんだ、分解する機会があったら説明するね。といってもトルセン式とビスカス式はオーバーホールできないんだ、LSD部Assy交換だけどね。
そうそう、LSDにはいろいろな種類があるんだけど、基本的なのは3種類を覚えておこう。今回の「機械式」とウォームギヤを組み合わせてギヤの抵抗を利用している「トルセン式」、あと特殊なシリコンオイルの抵抗を利用している「ビスカス式」だ。それぞれ機構が違うので、効き方も違うし性格も違うんだ、分解する機会があったら説明するね。といってもトルセン式とビスカス式はオーバーホールできないんだ、LSD部Assy交換だけどね。