自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

丸1年振りの旅行 3日目

2017年06月01日 05時57分27秒 | 旅行記
2泊3日の旅行の最終日です。

この日はシンプルに「姫路城見学」のみです。

前夜宿泊した有馬温泉のホテルです。
城崎温泉とは打って変わって近代的なホテルです。

但し、夕食と朝食は共にパックツアー用の旅館メニューです。
オプションで追加料金を払えば三田牛(神戸牛)のすき焼きなども注文できましたが、お値段を見てやめました。(笑)


朝はちょっとゆっくり目の9時出発です。
有馬から姫路へ向かう高速道路(山陽自動車道)です。 ご覧の通り快晴です。
この日は座席が一番前の左側だったので眺望抜群です。
(こういうバスツアーは不公平の無いようにするために、毎日座席が変わります。)


10時頃、国宝&世界文化遺産「姫路城」に到着です。

パンフレットはクリックすると拡大されます。


子供の頃の遠足やら何やらで実は5~6回目の訪問なんですが、平成の大改修後は初めてなので、その美しさに改めて驚きました。
大手門です。堀に対して直角の角度で作られています。

大手門を入ると直ぐに三の丸があって真正面に天守閣が聳えています。

三の丸と西の丸の間の菱の門が入城口になっていて、ここで入場料金を払います。大人一人1000円です。
西の丸から観た天守です。

普通は西の丸からそのまま天守方向へ向かいますが、時間もタップリあったので百間廊下を通ることにしました。
その名の通り西の丸の外周を囲む細長い廊下です。

途中に千姫の居室がありました。

百間廊下を出たところから観た天守です。
まだ結構遠いです。

「はの門」辺りから観た天守です。 かなり近づいてきました。
もうすぐ天守の入り口です。
大手門からここまで30分くらいでしょうか。

石落としを真下から見上げるとこんな感じですが、ガイドさんのお話では「姫路城の石落としは狭すぎて石を落とすのではなく、鉄砲を撃ったものと思われます。」とのことでした。

いよいよ天守閣に入ります。
大天守と西小天守の間から入ります。
天守閣に入ると直ぐに模型に出くわします。
天守閣の構造模型と城と城下を再現したジオラマ模型です。
これ自体はどこの城に行っても大抵ありますが、凄かったのはジオラマ模型で城下全体が広い範囲で再現されています。
現在姫路城として残っているのは赤枠の中の部分だけです。(内堀の中だけ)


城の中の老化の壁には全てこのような槍掛けが設置されています。

これが武具庫です。

天守閣は太い二本の心柱で支えられていますが、これがその内の1本です。

これは天守閣の3階あたりですが、かなりの人出で混雑しています。
私が天守に入った30分後くらいに天守が入城制限したそうです。
半分くらいは外国人の観光客で中国等の東洋系よりも白人を中心とした欧米系が殆どでした。
流石は世界文化遺産ですね。

さていよいよ天守最上階です。
ここまで上がってきて思うのは、当時の日本人は小柄(多分男性で150cm台)だったけど、足腰はもの凄く強靭だったんだな・・・ということです。
あの急な階段を鎧を着て、武具を持って上り下りした訳ですからね。
かつて城主が観ていた風景に近い景色が観られます。
西の方角です。
歩いてきた百閒廊下が見えています。(赤枠)

南はの方角にはJR姫路駅(赤枠)が真正面に見えています。その先は海(瀬戸内海)です。

東の方角の城内には大戦中に作られた陸軍(赤枠)の練兵場が残っています。


天守を出ると本丸です。
既に本丸御殿はありませんが、そのくらいの広さはあります。



備前門から見上げた天守です。

本丸から備前門を通って、りの門へ行く途中に鯱が展示されていました。
時代によって少しづつ変わっているようです。

昔はここから腹切丸の方へ下りていけた筈なんですが、今は閉鎖されていて、お菊井戸がある二の丸へしか行けません。
二の丸のお菊井戸です。怪談「播州皿屋敷」のモデルになった井戸です。
結構深いです。


最後に姫路城の写真を付けていきます。
最後の写真はバスで行き、特定の駐車場に止めた人でなければ撮る事の出来ない写真です。




午後2時頃に姫路城を出発し、灘の酒蔵「福寿」に立寄り、日本酒の試飲とお土産(勿論、福寿です)を買って、京都駅に向かいました。
途中、阪神高速を走るバスから私が通っていた小学校と高校が見えて、凄く懐かしかったです。

夕方京都駅に到着し、少し時間を潰した後、18時半前の新幹線のぞみに乗車し、21時半頃無事帰宅いたしました。

なかなか盛り沢山な3日間で少々疲れましたが、自分で車を運転していくことを考えれば楽なもんです。
又、今回のツアーはこの手のツアーにつきもののせわしなさが無く、各ポイントでゆっくりと時間が取られていたのも良かったです。

次回は秋の紅葉の頃にどこかに旅したいと思います。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメント (4)
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