高校を卒業するまでは兵庫県の六甲山の麓に住んでいたので、六甲山系にはよく登りましたが、上京してからは40年間で高尾山と上高地、車山くらいで、全くと言って良いほどハイキングはしていませんでした。
一昨年くらいからくうさんのブログを拝見していて、もう一度ハイキング(低山登り)をしてみたくなり、昨年3月の大山登りから再開し、1年が経ちました。
この1年間でのハイキングは9回になりました。
( )内は自力で登り下りした高低差です。
2022年3月 丹沢大山(574m、阿夫利神社下社まではケーブルカー利用、下りで脱水症状)
2022年4月 高尾山(409m)
2022年10月 丹沢二ノ塔手前(330m位、登山ルートを間違え途中で断念)
2022年11月 丹沢三ノ塔(444m)
2022年12月 奥多摩三頭山(524m)
2023年1月 津久井城山(251m)
2023年1月 八王子山(城)~富士見台(323m)
2023年4月 滝山城(60m)
2023年4月 丹沢鍋割山(812m)
9回の経験で痛感しているのは足腰の筋力と心肺能力の不足です。
登りは少し急坂が続くと直ぐに息切れしてしまい、休み休み登ることになります。
足腰の筋力は登りは休憩しながら登れば何とかなりますが、高低差が500mクラスになると下りで足腰がガクガクになります。
その後、3日間くらいは筋肉痛で階段や坂道の下りが大変になってしまいます。
滑落のリスクを避ける為にも、これは日々の散歩で今以上に衰えないよう、少しでも強化できるようにしていくしかないです。
スクワットも効果的かも知れません。
その他にも色々な事が判りました。
①登山ルートは事前によく調べておく事
②あまり登山者が少ないような日は避ける事
③水分を十分に摂る事。(大山で脱水症を経験)
④自力高低差は最大800m程度に抑える事
⑤これ以上はヤバイ・・と思ったら来た道を引き返す勇気も大切
⑥雨が沢山降った翌日は晴れていても登らない。(濡れた登山道で滑って転倒や滑落の危険回避)
などです。
それでも登り切って頂上からの景色を眺めたときの達成感、満足感、爽快感は他では味わえない物があって、また行きたくなってしまいます。
途中で自宅近辺とは違った色々な動植物に出会えることも楽しみです。
新たな自己満足道楽を教えて下さったくうさんに大感謝です。
ハイキングを始めるために新たに買い揃えた道具というと、トレッキングシューズ(9000円程)、ハイキング用ズボン(5000円程)、ストック(3000円程)、熊鈴(?円)、方位磁石(1500円程)ですから全部で2万円以下です。
あとはハイキングの都度、交通費と飲み物代(食べ物はおにぎり持参)くらいですから年金生活者にも優しい道楽です。
これからも奥多摩、道志(裏丹沢)、秩父辺りの低山から登れそうな所を選んで挑戦したいです。
次に予定しているのは大菩薩嶺(自力高低差471mですが山頂は2000m超え)で、何とか梅雨入り前に行きたいです。
梅雨~真夏は自粛して、秋には丹沢塔ノ岳(マイルール違反ですが自力高低差1200m)に挑戦してみたいです。
<オマケ> ・・・ 最近の散歩から
モズが直ぐ近くに居ました。ヤマボウシが満開です。こういう恐い虫も・・・
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遅くなって申し訳ありませんが、拙作の
ヘルキャットをお褒めいただきありがとうございました。クラキンさんが過去に作られたグロスシーブルーの艶へのオマージュです。キャノピーはグダグダですが...
今の私の体力、筋力だと登山口までマイカーか公共交通で行って、そこから自力で4~600mくらい登り下りするのが丁度良いくらいです。
先日の鍋割山の812mは結構キツかったです。
同じ1万歩でも近所の散歩と山登りでは大違いです。
散歩なら1時間で4~5km歩けますが、山登りだとその半分以下のペースになります。
もうすこし脚力を強化するためにスクワット(1日20回)を始めましたが、効果はどうでしょうか?😓
仰る通り、楽しむためのハイキングなので無理せず、自分の体力にあったところを選んで行きます。
私のヘルキャットのオマージュだなんて、そんな大したもんじゃないですよ。
ありがとうございます。
>新たな自己満足道楽を教えて下さったくうさんに大感謝です。<
こちらこそ、クラキン様の記事にいろいろ刺激を頂いております。
山頂に着いた時の達成感を味わうために、山に行ったあとしばらくするとまた行きたくなる、そんな魅力が山登りにはありますね。
大山にはヤマボウシがあるので行ってみたくなりました。
天気が安定したら、山中湖周辺の山にも行ってみようと思います。
お陰様で新たな楽しみが増えました。
山頂へ着いたときの達成感だけでなく、次はどこへ行こうかと考えたり、情報を集めたりするのも凄く楽しいです。
最近になってリュックにツェルトを常備した方が良いことも知りました。
万が一、明るいうちに下山できず、山中でビバークせざるを得なくなった時や急な雨の時に役立つようです。
遭難だけはしないように、絶対に無理はしないようにしていますが、やはり万一の備えはしておいた方が良いかと・・。
どんなに遅くても15時頃には下山できるように心掛けています。
つまりスムーズに行けば13時頃には下山できるような行程です。
無理だと思ったら目的を達成できていなくても中止して引き返す勇気が大切ですね。
特に滑落とミスコースには細心の注意を払うようにしています。
どんな低山でも山は山ですね。