三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

とやま青少年伝統芸能祭でした。

2022年02月06日 22時19分35秒 | 民謡・尺八・笛
今年の1月はなんだかバタバタと多忙で、ブログを書く心の余裕も無く過ぎてしまいました。
2月になって少し落ち着いたので、1月の事をいくつか書いてみたいと思います。


1月16日(日曜日)

毎年恒例の「とやま青少年伝統芸能祭」でした。
昨年はコロナの影響で中止になったので、2年ぶりの青少年伝統芸能祭です。






相変わらず青少年の尺八奏者は現れないので、私は尺八・笛のサポートメンバーです。
東京のほうでは若い尺八奏者が何人もいらっしゃいますが、我が富山県の民謡尺八奏者ではなんと66歳の私が最年少です。

尺八という楽器は実は魅力たっぷりで奥が深くて楽しい楽器なのですよ・・・と事あるごとに言ってきましたが、未だに尺八やりたいと言って私のところへやって来た若者はいません。
尺八の中でも民謡尺八は特に人気が無いようで、ほんと困ったものです。
絶滅危惧種にしないためにも、誰かやってみませんか・・・・。
津軽三味線は人気があるようで、結構話はあるのですが・・・
そうそう、鳴り物も後継者不足らしいです。派手な太鼓グループと誓って民謡の太鼓は地味ですが、縁の下の力持ちですからこちらも絶滅危惧種にならないようになんとかしたいですね。
尺八と鳴り物は、そこそこ出来るようになれば間違いなく青少年伝統芸能祭に出演出来ます。そして富山のスターになること間違い無しですよ。

と、前置きはこの程度にして、今年の伝統芸能祭は久々に孫のmiyuも出演しました。
去年はコロナでイベントは中止、一昨年はそろそろ受験勉強だという事で欠場。
miyuにとっては久々の伝統芸能祭でした。


民謡民舞のステージは4曲。
・帆柱起し祝い唄
・福光めでた
・麦屋節
・越中おわら節

です。
miyuはmihoちゃんと二人で越中おわら節を唄いました。

前日にリハーサルをして、翌日が本番。
コロナで、踊りの会と合同の練習が出来ないと言うことで仕方ありませんが、踊りの会の皆さんは事前に吹き込んだ音源で練習されたようです。


画像は知り合いのMさんからいただきました。

三味線は会によって入れ替わりますが、私は上記の4曲すべて尺八・笛で参加。
前日リハーサルからほぼ吹きっぱなし。
しばらくイベントが皆無で、長時間吹くことは無かったので、疲れ果てました。
やはり有能な若者の出現に期待する以外なさそうです。



久しぶりにM&Mのツーショット。


鳴り物のはるみちゃんと恒例のツーショット。

私事ですが去年は2度も入院したので、一気に老けてしまいました。
腹回りもかなり寂しくなりました。

コロナが蔓延する嫌な世の中で無ければ、どこかに寄ってから帰るのですが、まっすぐに自宅へ帰還。
はやくコロナが終息してくれることを願います。
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我が家のアイドル「ひま」ちゃんが星になりました。

2022年02月06日 12時14分15秒 | ネコ
先月、我が家のアイドル「ヒマ」ちゃんがわずか5歳半の短い生涯を閉じました。
私のツイッターのアイコンにもなっている「ヒマ」ちゃんでした。

「ヒマ」という名前、正式には「ひまわり」ちゃんなのですが、ずっと「ヒマ」と呼んでました。
そう、クレヨンしんちゃんの妹の名前です。













5年前に保護団体の「小松猫の輪」さんから譲り受けた「ヒマ」ちゃん。
石川県某地区で飼育崩壊した猫たちをレスキューされた中の一匹でした。
現場からレスキューされた方の話では、多くの猫たちの中で、外へ出してくれと一番訴えていた子だったそうです。

ほぼ糞尿垂れ流しの劣悪な環境で飼育されていたので、我が家に来たときはひどい悪臭でで、3回ほどのシャンプーでようやく耐えうる匂いになりました。

当時の飼育崩壊現場の様子が以下の画像です。
旧小松猫の輪さんのFacebookよりお借りしました。








「ヒマ」ちゃんが我が家に来た当時のブログはこちらです。



去年亡くなった「マナ」ちゃんと。


飼育崩壊現場では、新聞紙が敷いてあるだけのケージに入れられていたようで、新聞紙の上がお気に入りでした。


先住猫たちとも仲良く過ごしていたのですが、2年ほど前に急に体調が悪くなり、獣医さんに通う毎日が続きました。
原因は猫にありがちな腎不全でした。
しかしなかなか体調が良くならないので、獣医さんの機転で検査したところ猫エイズのキャリアーということが判明。
譲り受けたときの検査では陰性だったのですが、獣医さんの話ではそのときたまたま陰性だったのかもということでした。

幸いに猫エイズはまだ発症していなくて、体調も奇跡的に良くなって、これを機に先住猫たちとは隔離して、終日私たちの作業場で過ごすことになりました。

腎臓の調子も良くて、ずっと作業場での生活を楽しんでいたかに見えましたが、先月半ばから急に食事をしなくなり、それから1週間であっという間に他界しました。

猫たちが息を引き取る瞬間は、今までに何度も立ち会っていますが、ヒマちゃんの最後は本当に涙が止まりませんでした。
朝からだんだん呼吸が速くなって呼びかけにも反応しなくなり、夕方になって二度ほど大きく息をして、最後の力を振り絞って上半身を持ち上げて回りをぐるっと見渡して息絶えました。

飼育崩壊現場からレスキューされて遠い我が家に来て、しばらくですが先住猫たちとも楽しい時間を過ごして、きっと良い生涯だったと思います。
ここ2年間は、我が家のどの先住猫よりも私たちと一緒にいる時間が長くて、ほぼ朝から晩まで一緒に過ごしていました。
それだけに私たちの悲しみも大きいです。

我が家の慣例で、四十九日までは食卓のテーブルの上で一緒に過ごします。




最大7匹いた我が家の猫たちは、残り2匹になりました。
私たちはもう高齢者なので、これ以上猫を飼うことは出来ませんが、残った2匹は最後までしっかり面倒見るつもりです。

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