三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

市内の学校へアウトリーチ活動に行ってきました~その3(最終)

2020年12月25日 21時02分54秒 | kazahana

今年度のアウトリーチシリーズその3(最終)です。

12月15日(火曜日)

前回2回は中学校でしたが、今回は小学校です。
先週行った中学校と同じ校舎で、同じ会場です。
12月だというのに雪が降って、今年の冬は雪が多いのでしょうか。

本来ならお箏の演奏体験と尺八の演奏体験があるはずでしたが、憎きコロナのせいで楽器演奏体験はなくなりました。
45分のコンサートということでお邪魔しました。

小学5年生ということで、難解な邦楽を演奏しても絶対に退屈すると思いましたので、小学生用にプログラムを組み直しました。

まずは劇場版「鬼滅の刃」の主題曲「炎」のショートバージョンでスタート。
どうやらこれが効果的だったようで、みんなの緊張が一気にほぐれたようです。

続いて、「春の海」
正月にショッピングセンターへ行ったらずっとエンドレスで流れてる曲ですが、正月の曲ではないのですよ、と定番の説明をします。
局の中で、穏やかな春の海が一変、嵐になったり。トンビが泣いていたりというところがあるからしっかり聞くようにと話してから演奏しました。

次は「さくら~祈り」
退屈なのは以上で終わり。


続いてクリスマスも近いので、「きよしこの夜」、「アメージンググレース」を演奏しました。
知っている曲だとあまり退屈しなくてしっかり聞いてくれるようてす。

次は「パプリカ」
昨年度のアウトリーチでは、毎回「パプリカ」を演奏しましたが、小学校高学年向けの適当なレパートリーがなかったので、今年も演奏しました。
「みんなその場で踊ってもいいよ」と言ったら「先生が踊ったら踊る」との返事。
担任の若い男の先生が率先して踊るはずもなく、手拍子で参加してもらいました。

パプリカは後半転調していて半音ばかりで実は尺八は吹きにくいのです。
昨年はそのまま吹いていましたが、今年は後半1尺6寸管から、1尺4寸管に持ち替えて吹いてみました。
試験や検定ではないので、楽で正確な方をチョイスすれば良いと思います。

「パプリカ」で皆さん体もほぐれたところで、「紅蓮華」でとどめを刺しました。
箏・尺八二重奏の「紅蓮華」もなかなか良いですよ。
というか楽しく演奏出来ます。
児童の皆さんは、箏と尺八で「炎」や「紅蓮華」を演奏したので、親しみやすい楽器だと思ってもらえたら良いなと思います。










尺八の説明中




クイズコーナーです。








外は雪。




演奏前。

というわけで、今年度のアウトリーチ活動は無事終了。
来年はなんとかコロナが終息して、演奏体験ができればと思います。

コメント
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