15日(日曜日)は、北日本民謡舞踊黒部大会でした。
私は尺八の固定伴奏+アトラクションの三味線伴奏+尺八伴奏でした。
のど自慢の尺八固定伴奏は二人で交互に吹きまして、担当は32名でした。
尺八の固定伴奏だけならそんなにも忙しくないのですが、のど自慢各部門の合間のアトラクションまで出ないといけないので大変です。
ステージから控え室まで三味線を取りに行っている余裕なんてないので、あらかじめステージ袖に調弦済みの三味線をスタンバイさせておいて、ステージから大慌てで袖へ取りに戻るというパターンで何とか無事に予定の曲は演奏することが出来ました。
助手でもいれば良いのですが、一人で何とかしなくてはいけないので大変です。
固定伴奏の紹介です、ちょっとピンぼけか・・・。
去年から年3回行われているのど自慢の最後の予選でして、1回目、2回目に比べると勝ち抜けた人が出ない分出場者が少ないです。
今回のこどもの部はエントリーがたった5人、若年層の底辺を広げるのが早急の課題でしょうか。
miyuは去年のこども大賞なので、ゲスト出演。
中学校へ進んでからは部活に勉強にと忙しくて、唄の練習はあまりしていなかったので、こんな事ではいけないと前の週から特訓をして臨みました。
いつもは松博会会主が三味線を弾くのですが、今回会主は都合で欠席なのでラッキーにも私がmiyuの越中おわら節の三味線を弾くことに。
こういうことでも無いと三味線を弾かせて貰えないので、頑張って弾いてきました(^^)v
白飛びしてあまり良い画像ではありませんが、唄はmiyu、三味線は私です。
その他のアトラクションは、谷口寛美さんの「陰旋律津軽あいや節(字余り)」の三味線。
それに寺崎美幸さんの 「越中荷方節」の三味線。
去年の北日本民謡大賞の笹川友和さんの「南部牛追い唄」の尺八伴奏でした。
陰旋律あいやは、hamiさんが太鼓を叩いてくれたので、何とか無事に終了。
実はhamiさんがいなかったらどうしようかと心配しておりました。
美幸ちゃんの「越中荷方節」は、今年正月に三味線パートの採譜が完成して、今回が本邦初公開でした。
北日本民謡舞踊連合会理事長の坪内先生から、いつかこの曲の三味線を弾いてくれないか、とテープを渡されてから約2年が過ぎてしまいましたが、ようやく初公開にこぎ着けることができて感無量です。
美幸ちゃんの唄と合わせるのもこの日が初めてでしたが、2度合わせただけで本番に。
各節で唄より三味線が早く終わりそうなところは2~3小節追加して、ばっちり行けたと思います。
きっと皆さんはこの日はじめて合わせた曲だとは思っていないでしょう。
皆さんの評判もなかなか良かったので、ほっとしました。
「越中荷方節」の詳細は私のブログのこちらの記事でどうぞ。
こちら
このテープの三味線を弾いている吉川さんは、完全に即興で弾いておられるので2番6節ある唄のすべてで異なる弾き方をしておられます。
今回は先輩に敬意を表して、ほぼ99%原曲通りに弾きました。
今回は1週間の猛特訓で何とか弾くことが出来ましたが、できれば富山県内の三味線奏者にもどんどん弾いて頂きたいので、各節の演奏パターンをできるだけ簡略化して楽譜を修正したいと思います。
今年の課題です。
というわけで大忙しの日曜日でした。
今日は朝からワールドカップ決勝戦の録画を見て、もろもろたまっている雑用を一つずつ片付けています。
ちょっと息抜きにブログを更新しました。
追記(7月18日)
私の知り合いがスマホで動画を撮って送ってくれたので、、YouTubeに寺崎美幸さんの「越中荷方節」をアップしました。
こちら