三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

8J9VLP運用顛末記(その1)

2018年05月29日 23時07分27秒 | アマチュア無線


津軽詣から帰ってきて、1日休養して翌5月7日から20日までの2週間、JARL特別記念局「8J9VLP」の富山県内での運用を任せられておりました。
早い話2週間無線漬けでした(^^)v
8J9VLPは「北陸QRP同好会」が運用しておりまして、私もそのメンバーです。


以下、以前のQSLカードからの転載です。
8J9VLPは、1985年の国際アマチュア無線連合(IARU)第3地域総会において「毎年6月17日をQRPデーとする」と定められた決議に基づく特別記念局です。
広く「QRPデー」を知っていただくと共にQRP通信の有効性をアピールするために開設されたJARL特別記念局です。
非常通信の訓練を兼ねて運用しています  北陸QRP同好会


さて、富山県内での運用を任せられるのは今年で3年目ですが、今年はある目標がありました。
私の担当以前からの過去の富山県内の運用は、運用する地域が偏っていて、今までに8J9VLPの運用実績の無い自治体がいくつも存在すると言うことが判明していたのです。
そこで今年の8J9VLPの運用は、「富山県内の運用空白地域を埋める」ことを目標にしました。

今までに運用実績のほとんど無かった地域は次の通りです。

富山市(2801)
魚津市(2804)
黒部市(2807)
南砺市(2810)
下新川郡朝日町(28003A)
下新川郡入善町(28003C)
中新川郡舟橋村(28004A)
中新川郡上市町(28004B)
中新川郡立山町(28004C)



5月7日(月曜日)

北陸QRP同好会の会長さんから無線機その他を受け取るために、小矢部市の道の駅へ向かいます。

今年も無線機はIC7300M
去年も使ったので、使い勝手は良くわかっています。
多機能で使いやすい無線機なので、自分の移動用にも欲しいなぁぁ、と思っています。

とりあえずこの日は午後から氷見市(2805)の私の自宅よりオンエア。
免許状は50wですが、QRP運用なので出力5wでの運用です。

7MHzCWのみ、158交信



5月8日(火曜日)

移動用の釣竿アンテナの調子を見るのに、射水市(2811)の海王丸パークで移動運用。






出力5wなので、車のバッテリーで運用しても2時間ぐらいは大丈夫だろうと仮定して、発電機は持参せずにバッテリーで運用。3時間は全然大丈夫のようです。

この釣竿アンテナ、よく飛びます・・・ビックリ。
5wでも平気全然気になりません。

FITの助手席での運用も、木の台をテーブル代わりにして快適です。

7MHzCWのみ、61交信



5月9日(水曜日)

JR9EIE舟橋さんの当番。



5月10日(木曜日)

同じくJR9EIE舟橋さんの当番ですが、仕事が一段落したので、応援に行って来ました。

9エリアでは唯一の「村」、舟橋村からの運用です。
全国でも一番小さい「村」です。







7MHzCWのみ 77交信



5月11日(金曜日)

JR9EIE舟橋さんの当番。
10、14、18、24MHzで運用したようです。



5月12日(土曜日)

下新川郡入善町(28003C)へ移動運用をしました。

かねてから偵察して目星を付けていた候補地へ移動します。
「じょうべのま遺跡」の駐車場です。
しかし、富山県の西の端氷見市からほぼ東の端入善町は遠い・・・。

ちょうど田植えの真っ最中で、皆さん一生懸命働いておられるのに、お気楽に無線というのも気が引けましたが、良い天気だし頑張って運用してきました。
物珍しげにのぞき込んだり話しかけたりする人が何名か。
田植え中の若いお姉さんにまで話しかけられました。
黙々と言葉も発しないでCWを打ってるのはきっと不気味なのでしょうね(笑)

この日はJA9CZJ松盛会長が応援に駆けつけてくださいました。
心強いです。


僧ケ岳の姿を正面に見ながら、気持ちよく運用できました。






7MHzCW 120交信
10MHzCW 14交信

他に松盛OMのデジタルモードでの交信を含めてこの日は160交信ほどでした。



5月13日(日曜日)

黒部市(2807)へ移動運用しました。

前日は良い天気でしたが、この日は天気予報が「雨」
氷見を出るときはまだ雨は落ちてなかったのですが、途中から土砂降り状態に。

こちらも事前に偵察して目星を付けていた黒部川にほど近い公園へ向かいます。
広い駐車場ですが、土砂降りの雨では誰もいません。
と思っていたら、1台だけ停まっていました。
私が運用終了して撤収した後もずっと車の中で過ごしておられて、きっと家に居にくいのかもしれませんね。







雨の中発電機を回して、釣竿アンテナを付けて運用開始。
土砂降りの雨と風で、アンテナを取り替える気力も無く、7MHzのみの運用でした。

でも日曜日なので、結構呼ばれました。
午後になってコンディションも落ちてきたので、再び土砂降りの雨の中撤収。

7MHzCW 150交信



と、ここまで前半の運用顛末でした。

後半の「その2」へ続く。
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GWの津軽詣顛末記

2018年05月29日 21時44分19秒 | 津軽三味線

先月のkazahanaコンサートから約1ヶ月間、超多忙な日々を送っておりましてブログの更新がストップしておりました。
最近はSNSという便利な物がありますので、わりとマメにInstagramからFacebookに投稿はしておりましたので、私がどこで何をしていたかは大体バレバレになっておりますが、ちょっとだけ詳しい顛末記を書いてみたいと思います。


まずはGWの津軽詣の顛末記から。


今年も5月2日に富山を出発、例年と同じく3泊5日のスケジュールでした。
当初私の津軽三味線教室の3名が同行することになっていたのですが、どうもお気楽な旅行気分で行こうと思っていることが見え見えだった2名は却下。
去年と同じくI君と二人での津軽詣でした。

今年の冬は大雪だったので、桜は遅いのかと思っていたら完全に裏切られましたね。
桜前線の北上が遅ければ、八郎潟の桜や、大館ドームの桜なんかを見ながら津軽を目指そうと企んでいたのですが、今年もダメでした。
おまけに2日の午後からは雨が降り出して、冷たい雨の中を走って弘前へ到着しました。


3日は出番が無いので、弘前の津軽三味線世界大会の皆さんの応援と見学です。
弘前城の桜は葉桜状態ですが、夜はライトアップしてあるので花がまだ残っているかのように見えました。






富山の大先輩柴原さんとお弟子さんも弘前へ見学に来ておられました。





4日は去年に引き続き世界大会一般B級に出場しました。

が、ここでとんでもない前代未聞のアクシデントが・・・
なんと演奏開始20秒で駒が割れて万事休す。
まだほとんど1の糸しか叩いてませんけど・・・
審査委員長の裁量でもう一度弾かせて貰えることになりましたが、点数は付かないオープン参加の扱いということで、テンション上がらず撃沈。




まぁ、こんな事もあるのですね。
皆さん珍しい光景を目の当たりにされたことと思います。
そういえば数年前の大阪大会で、3の糸が切れて万事休す、ということがありましたっけ。。。
あのときは弾き直しもさせて貰えなかったので、そのまま大阪駅前で飲んだくれて帰りましたが・・・(~_~;)

糸が切れるのはある程度は奏者の側に責任がありますが、駒が割れるのはほとんど予測できません、交通事故に遭うようなものです。
いつもと同じ調子(高さ)で弾いていたのに、まさかまさかのアクシデントでした。
それもここしばらく大変気に入って使っていた駒だっただけに、ショックです。
かくなる上は絶対に割れないチタンの駒でも作らなくては、と思う次第です(~_~;)


というわけで最悪の4日でしたが、夜は前述の富山の大先輩、柴原さんたちと一緒に、多田あつしさんのお店「杏」へ行って来ました。
小山内薫さんの津軽三味線も目の前で聞けたし、嫌なことはこの日限りで忘れることにしました。







5日は金木大会へ。
私の出番は無いので皆さんの応援と見学です。

来年こそは柴原さんチームと合同で団体戦に出ようということになりました。
柴原さんチームの団体用の曲は譜面が無いので、まずはその譜面起こしからです。
来年5月に間に合うように頑張らなくては・・・

お昼に津軽三味線会館へ行き、以前から気になっていたしじみラーメンを食べました。



ま、こんなものかな・・・と。
やはり十三湖まで行って食べないと満足できないようです。
そのうちリベンジします。




A級トーナメント戦終了後にそのまま富山へと走り始めます。
毎年帰る時は反省と来年への作戦を話しながらの道中になります。

今回同行したI君は、来年こそは金木のC級と団体に出てもらいます。
私はどうしようか考え中。
金木のシニアでよされを弾きたいなぁ、という願望はありますが・・・


というわけで今年の津軽詣での顛末記でした。

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