三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

高岡市内の健康ランドで、昼夜2回公演でした。

2018年04月23日 23時17分06秒 | 津軽三味線

kazahanaスプリングコンサートの翌日。
頭を完全に切り換えて、三味線モードにスイッチです。

毎年春と秋にお世話になっている高岡市内の健康ランドで、昼と夜2回公演です。
昨年までは平日の夜の1回公演でしたが、今回は日曜日に昼夜2回やってくれということで、頑張って演奏してきました。

唄は砺波市の太田まり子さん、小矢部市の中川榮子さん、射水市の兼久絹江さんにお願いしました。
太鼓は天の声の大島さん、津軽三味線は私と、生徒さんの小橋壯吉さんです。

昼の部は中学生になったばかりmiyuにも手伝ってもらって、華やかな1時間でした。


昼の部のメニュー

・花笠音頭~ソーラン節
・津軽六段合奏
・津軽タント節
・道南口説(miyu唄)
・津軽あいや節
・津軽じょんから節旧節~新節合奏
・南部俵積み唄
・津軽よされ節~津軽じょんから節独奏
・伊勢音頭
・真室川音頭
・おてもやん
・麦屋節(miyu唄)
・越中おわら節(miyu唄)
・津軽甚句


夜の部メニュー
・花笠音頭~ソーラン節~真室川音頭
・津軽六段合奏
・津軽タント節
・津軽あいや節
・南部俵積み唄
・津軽よされ節~津軽じょんから節独奏
・中川さんカラオケ
・兼久さんカラオケ
・太田さんカラオケ
・津軽じょんから節旧節~新節合奏
・伊勢音頭
・麦屋節
・越中おわら節
・津軽甚句

でした。

昼の部は1時間三味線弾きっぱなし、MCで喋りっばなし。
その間、喋りながら調弦替えたり、三味線持ち替えたりと大変な1時間でした。

夜の部はmiyuが抜けた分、女性陣にカラオケで唄っていただいて、その間休息出来ました。

このように、MCをしながら調弦替えたり、三味線持ち替えたりしなくてはいけないので、ヘッドセットは欠かせません。
今まで、ピンマイクも使ってみたりしましたが、ヘッドセットが一番良いようです。
でもヘッドセットしているとマイクが常に生きているので、ステージでは話しかけないで欲しいです・・・(笑)


昼の部、夜の部ともに、知り合いの方がたくさん見に来ていただいて、本当にありがたいことです。
特に日曜の夜はお客さんが少ないので、助かりました。

画像は、家内と、家内の友人に撮っていただきました。






























これは夜の賄い。



ステージ終了後はゆっくりと温泉に浸かって、午後11時に帰宅。
前日のコンサートからまる2日間、長くて大変な週末でした。

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kazahanaスプリングコンサート

2018年04月23日 22時24分45秒 | kazahana

kazahanaのスプリングコンサートは、大盛況のうちに無事終了しました。
たくさんの方に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
遠路、南砺市や魚津市からもお越しいただき、感謝しております。





さて、顛末をば・・・

4月に「お花見コンサートを」やろう、というのは去年のうちから決定していたのですが、なかなか私も箏の英里ちゃんも忙しい身なので、話がなかなか進んでいませんでした。
せっかくの「お花見コンサート」なので、「桜」ソングを何曲か演奏したい、ということだけは決まっていたので、数曲ピアノ譜をセレクトして、お互いに楽譜を書く作業に入ったのは今年になってからでした。

ところが、♯や♭が1つ2つぐらいの調、G、C、Fぐらいなら今までの経験値で何とかわかるのですが、♭が5つ6つも付くとしっかりした音楽の教育を受けていない者はパニックになってしまいます。
どの長さの管(尺八)で、どこから吹き始めれば良いのかがわからないのです。

いろいろネットで調べていたら、こんなサイトがあったので、こちらを参考にさせて頂き音楽理論が無い私でも何とかわかってきたような気がします。興味のある方はどうぞ。
「五線譜で演奏する」


お互いのパート譜が大体仕上がったのが4月はじめ。
それから英里ちゃんの自宅の練習場(蔵を改造した素敵な空間です)で練習すること数回、何とかぎりぎり当日には間に合いました。綱渡りのようでほんとうに心臓に悪いです・・・(~_~;)

曲順が決定したのは1週間前、そしてコンサート3日前の晩に大急ぎでプログラムを作って、これも綱渡りでした。
最近はネットで無料のイラストを拾ってくることが出来るので、こんな時は大変助かります。
今回は急遽一晩で作ったプログラムでしたが、我ながら上出来でした。



さて、コンサート当日。

正午に会場の「朝日山公園休憩施設」へ行って、準備を始めます。
英里ちゃんのお母さんがお客さん用に桜餅をたくさん作ってきて下さいまして、毎回ありがたいことです・・・感謝。

会場の反響、残響が良い感じなので、昨年の「お月見コンサート」の時と同様に、音響無しの生音です。
MCだけは会場のワイヤレスマイクを使わせていただきました。

メニューは以下の通り。

・春の海
・春よ、来い
・月ノ雫
・糸
・君が好き
・花は咲く
・北国の春
・川の流れのように
・故郷

(休憩)

・桜坂
・さくら(独唱)
・SAKURA
・桜
・桜色舞う頃
・さくら祈り
・さのかたの花
・365日の紙飛行機

(アンコール)
・くららの咲くころ
・アメージング・グレース

以上19曲、15分の休憩をはさんでちょうど2時間のコンサートでした。

前半はいつもボランティアで演奏している曲ですが、後半が今回新たに楽譜を書いた曲や、本邦初公開の曲ばかりでした。

前半の「春よ、来い」は松任谷由実さんの曲、「君が好き」は西野カナさんの曲です。
後半の「桜坂」は福山雅治さんの曲、「さくら独唱」は森山直太朗さんの曲。
「SAKURA」はいきものがかりの曲、「桜」は河口恭吾さんの曲、「桜色咲く頃」は中島美嘉さんの曲です。

「月ノ雫」と「さのかたの花」は私の尺八の師、鯨岡徹さんの曲です。
どちらも良かったという感想が多くありました。


アンコールの「くららの咲くころ」は、氷見市の童謡作家、多胡羊歯さんの詩に、朝日町の小沢達三さんが曲を付けたものです。
この4月から氷見市の防災無線の午後5時の音楽が、この「くららの咲くころ」に変わりました。

3月末に何気なく見ていた氷見市の広報にこのことが載っていたので、ちょっと興味を抱き、ネットで古本をゲットして読んでみました。
興味のある方はぜひどうぞ。



氷見市のホームページに手書きの楽譜が載っていましたが、この際きちんとした五線譜を作っておいた方が良いだろうと思い、時間を割いて久々に五線譜エディターを立ち上げて清書してみました。
コンサート当日には皆さんにお渡ししました。
氷見の山村の素朴な風景が目に浮かぶようで良い歌です。





写真撮影を頼もうと思っていた私の教室の生徒さんが、夜勤明けで爆睡していたとかで姿が見えず、急遽他の方にお願いしたので、画像はあまりたくさんありませんが、こんな感じでした。












こちらは開演前の状態




こちらは施設の外の風景です。
良いところですよ。



開演の3時の段階では40人ぐらいのお客さんでしたが、その後続々とお客さんが増えて、70人は入っていたようで、超満員でした。
最大キャパは50人の施設ですので、立ち見の方や床に座って見ておられた方もいらっしゃって、次回は何か対策を考えなくてはなりません。

というわけで、無事にスプリングコンサートは終了しました。
次は半年後、10月13日(土曜日)に「お月見コンサート」を予定しています。
ぜひまたお越し下さい。


PS:翌日の北日本新聞に記事が掲載されていました。

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