三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

となみ散居節のど自慢大会

2015年10月07日 00時22分57秒 | 民謡・尺八・笛

4日(日曜日)は、第25回となみ散居節のど自慢大会。


私は笛・尺八担当と、のど自慢の時の三味線調弦係です。
前日の疲れが残っていて調子が出ない中、朝から砺波市文化会館へ向かいます。

多目的ホールのステージは照明の熱で暑くて、午前中のリハから大汗をかいてしまいました。
市長さん、そろそろLEDの照明に取り替えて下さい・・・。


第一部 民謡発表(保存会会員の民謡発表です)

・となみ散居節(オープニング)
・花笠音頭
・帆柱起し祝い唄
・貝殻節
・長崎ぶらぶら節
・外山節
・能登麦屋節
・越中大黒舞
・さんさ時雨
・となみ散居節(前年度優勝者による四季踊り)


越中大黒舞は、保存会会員の名畑先生が作詞作曲された新民謡です。
1週間前のリハーサルの時に初めて聞いて、できれば尺八をつけてくれと言われました。
そのときに録音してきた音源をもとに、前日に大慌てで尺八譜を起こして、なんとか間に合わせました。
何だかこのところ大慌てのことが多くて、精神的に良くないです・・・


第二部 のど自慢

となみ散居節は、砺波市在住の尺八奏者、仙道竹杖師作詞作曲の新民謡です。
砺波平野の散居村の風景が目に浮かぶような、情緒たっぷりの唄です。
今年が25回ののど自慢ですが、私は19回あたりから参加しています。

のど自慢には尺八は入らないので、本来ならこの時間は休息タイムの筈なのですが、、、
伴奏の三味線の調弦があまりにも合っていないもので、何年か前から自主的に調弦係をやっておりました。
が、今年ははじめから調弦係として名前が書いてありました(^^ゞ

下は2尺2寸から上は1尺5寸まで、低い方から順番です。
のど自慢が進行している中、ステージ袖での調弦はなかなか大変です。
チューナーを頼りに、なんとか無事にすべての調弦をすることができました。
チューナー様様ですわ。


第三部 ゲスト民謡ショー

・越前馬子唄
・五箇山追分
・福光めでた
・花しょうぶ
・お立ち酒
・武田節
・真室川音頭
・喜代節
・佐渡おけさ
・越中おわら節


結局一部も三部もすべて尺八・笛で出っぱなし。
のど自慢もずっと調弦で大忙し。
私の宿命です・・・。


のど自慢は、中村澪ちゃんが最優秀賞、中村優ちゃんが優秀賞でした。
miyuは5位努力賞。
となみ散居節のど自慢挑戦4回目にして、初めて入賞しました。



表彰式



富山の民謡界を代表する寺崎美幸さん、中村姉妹と一緒に撮ってもらいました。



翌日の北日本新聞


のど自慢終了後は、恒例の「なおらい」と称する反省会。
今回もいつもの如くゆっくり食べる暇も無く伴奏に終始する私でした。

以後、2次会、3次会と続きますが、前日、前々日の疲れと寝不足で、3次会半ばでダウン。
久しぶりにK先生のお宅で泊めていただきました。

かくして大忙しの週末は無事に終了しました。
今週末も一つプレッシャーのかかってる民謡アトラクションがあります。
頑張らなくては・・・

コメント
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