三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

10月の出来事その2、続東京編

2014年12月02日 00時34分31秒 | 民謡・尺八・笛

さて、東京さ行ってきましたの続編です。

日民の翌週、10月24日~26日は、郷民(郷土民謡協会)の全国大会です。
ここ何年かは、いやらしくも日民と郷民は同じ日程で開催されていたので、両方の大会に出撃することはなかったのですが、今年は運悪く一週ずれてしまったので、両方の大会に出陣することとなりました。
毎回思うのですが、何とか進歩的な考えで一本化することはできないのでしょうかねぇ・・・

地元富山県を見てみればやはり同様の構図で北日本民謡舞踊連合会と富山県民謡連合会という2つの団体に分裂しているような状態で・・・
新聞社と放送局の利害が絡んでいて難しいのかもしれませんが、これだけ民謡人口が激減している昨今、県の芸術文化協会あたりが先頭に立って将来のことを考えて大英断を下す時期に来ているのではないかと思います。

というわけで、前週の日民の東京遠征の疲れが抜けきらない中、今週は砺波のK先生のお伴で郷民の大会へと向かうのでありました。


10月24日(金曜日)

だから、金曜日は私の高岡教室のお稽古日だっていうのに・・・
と、愚痴を言っても仕方ないので、しっかり午後7時から高岡教室のお稽古を4人済ませて、最終のお稽古の厚志くんの車に乗せてもらって集合場所の砺波市へ向かいます。

今週は某観光会社の貸し切りのバスです。
でも、ここでもあんた若いから(若いって言ってももう58なんですけど・・・)後ろのボックス席へどうぞ・・・って言われて、仕方なく最後尾のサルーン席へ。
でもでもねぇ、この座席は回転してボックスにしてあるので、横向きなんですょ・・・。
早い話、山手線のロングシートに座って飲んでるようなもんですわ。
で、そのポジションでしこたまビールやら焼酎を飲まされる訳ですよ・・・。
割と三半規管はしっかりしているほうなのですが、バスの横向きのシートでのアルコールは実に効きますねぇ。

ほとんど一睡も出来ずに飲み続けて、三芳PAで夜が明けました。
こんな状態で郷民の大会のステージに立って良いのでしょうか・・・全く構わないそうです。
とは言っても、しんどいしねぇ。
来年は北陸新幹線も開通することだし、早朝出発の日帰りで行こうかという話が出ていました。
帰りは祝勝会で一杯飲んで、最終の新幹線で帰れば楽勝だ・・・というシナリオだそうです。

ま、それはさておき、さすがにプロの運転手は、美女木から首都高に入りました。
先週の私たちはやはり大間違いだったようで、美女木からの首都高はほぼ渋滞なし・・・。
来年はしっかりこのルートで行くことにします!
あ、新幹線の日帰りにするのだったっけ・・・・(^^ゞ


10月25日(土曜日)

武道館には7時半に到着。




バスの中で朝食の弁当を食べて、時間をつぶします。
外へ出てアルコールを抜くべく気分転換してると、こんな看板が目に入りました。



危ない危ない・・・なるべく植え込みには近づかないようにします。


郷民は2名の伴奏です。
銀寿2部のYさんの麦屋節と、ハイライト3部のNちゃんの越中おわら節です。
この日は津軽三味線の1200人の六段大合奏があるので、例年使っていた場所が使えずに、廊下の片隅での着替えとなりました。
Yさんの麦屋節は午前の早い時間帯なので、とっとと着替えて準備をします。
でも寝不足+アルコールが残っているので、調子悪いです・・・・。。。

麦屋節の伴奏を終えて、夕方まで結構時間があるのでずっと着物のままでいるのも疲れるので、一旦私服に着替えます。
昼食後に例の1200人の津軽六段大合奏を見学。
これだけの人数を揃えるのは大変だったのだろうなぁ、と思っただけで自分的にはあまり感動せず。

夕方のNちゃんの越中おわら節の伴奏をしてこの日は終了。
K先生ご一行はこの後すぐに伊香保温泉へ移動して大宴会だと言うことで、速攻で武道館を後にされました。

で、私はというと、何故か伊香保には同行せず東京に居残りです。
何か悪さをして居残りをさせられたのではなくて、実は翌日に東京在住の友人と西野カナやんのコンサートに行くので、そのために東京に残ったわけです(^^)V

武道館を出て九段下から地下鉄東西線に乗って高田馬場に出てここで友人と待ち合わせます。
東京の地理は詳しくないのですが、何とか無事に地下鉄にも乗れたし、待ち合わせ場所にも無事着くことが出来ました。
西武新宿線沿線の友人Kさん宅に向かい、彼のアパートで2泊させてもらうことに。


10月26日(日曜日)

この日は、再び武道館へ行ってしっかり見学してから、夕方からカナやんのコンサートに向かう予定だったのですが、前日の晩の友人との話で予定変更になりました。
彼はクリスチャンで、この日は教会で年に一度の「サンデースクール秋まつり」が開催されるとのこと。
そこで彼はバンド演奏をやるそうなのですが、私の尺八でアメージンググレースを一緒に演奏しないかということになりました。

で、武道館はパスして、午前中より近所の西東京キリスト教会へ向かいます。
午前中は礼拝に参加し、人生初の貴重な経験をしてきました。
もともと私の生家は曹洞宗でキリスト教とは全く接点がなかったので、牧師さんのお話を聞いて、賛美歌を歌って、というのは良い経験でした。
どこの誰ともわからない私に、皆さん気軽に声を掛けてくださったり、不思議な空間でもありました。

礼拝終了後は午後からの秋まつりの準備を手伝ったりして時間が過ぎていきました。
で、問題のバンド演奏です。
アメージンググレースはキーがFで、私が好んで吹いていたキーと同じだったので、何の問題もなくリハ、本番とバンドメンバーに混ざって吹いてきました。










さて、教会の秋祭り終了後、速攻で東京国際フォーラムへ向かいます。
カナやんのハロウィンスペシャルライブです。
ツアーではないのでチケットはまずゲットできないだろうと回りからも言われていたのですが、無事にゲットできました。
息子からはそんなところで運を使い果たすから宝くじが当たらないんだ、と言われてます(^^ゞ

さて、誰と行こうかと考えた末、東京在住のバイク仲間のKさんに白羽の矢を立てたわけです。
事前に音源やライブ映像などたくさんの宿題を与えて洗脳したので、しっかり楽しめたようです。

会場ではグッズ売り場が大混雑でゲットできなかったのが大失敗。
事前にネットでゲットしておくべきでした。
東京国際フォーラムAは、キャパが5000人と言うことですが、キャパの割にステージが近くに見えて良いホールでした。




しっかり楽しんで、再び西武新宿線沿線の彼のアパートに戻ります。
当初はコンサート終了後、夜行バスで帰ろうかとも考えたのですが、コンサートが押してバスに乗れなかったことを考えて、もう一泊させてもらって、翌朝の高速バスで帰ることにしました。



10月27日(月曜日)

早朝4時半起きです。
始発の次の電車で新宿駅へ。
6時前の電車なのですが、すでに結構な人が乗っていて、高田馬場までずっと立ったままでした。

西武新宿線の新宿駅から、新宿駅西口のバスターミナルまでしばらく歩きます。
高速バスの乗り場がわからなくてちょっと歩き回りましたが、無事に発見。
高速バスのりばってのが別にあるのかと思っていたら、普通の路線バスと同じ並びにあるのはちょっと予想外でした。

後はバスに揺られて富山まで帰るだけ。
富山駅からはJRで高岡へ、家内に高岡駅まで迎えに来てもらって、無事お昼過ぎに自宅に戻りました。


何とも目まぐるしい多忙な週末でした。
これにて、2週連続の東京は無事終了。
しかし毎週の週末地獄はまだまだ続くのでした。


コメント (2)
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