今年は高橋竹山師の生誕100年ということで、地元ではいろいろと行事もあったようです。
さて、生誕100年を記念して発売されたCDを入手しました。
高橋竹山のレコード、ビデオ、CD、DVDは結構な数のものが発売されていて、もうこれ以上新しい音源のものは出てこないのではないかと思っていたのですが、今回の音源は未発表のものばかりです。
今は木田流の叩き三味線を習っていますが、もともと津軽三味線を聞くようになったきっかけは高橋竹山でした。
今の師匠にお世話になる前から、竹山のCDは好んで聞いていて、入手できるものは大体手に入れました。
オークションで1万円とか高値の付くものはさすがにパスしましたが・・・。
しかし今回のCDは新鮮です。竹山の笛も2曲入っていて、感動物です。
竹山通の方には是非お薦めの一枚です。
最近の若い津軽三味線奏者のCDなどもよく聞くのですが、彼らの一生懸命さがどうも聞いていて疲れるのです。
竹山の津軽三味線は、どれだけ聞いていても疲れません。きっと師の三味線が自然体なので気持ちがリラックスするのでしょうね。
一度は生で聞いてみたかったと思います。