今年度も氷見市教育委員会から、市内の学校へのアウトリーチ活動を依頼されました。
今月初めからお箏のeriちゃんと二人で市内の義務教育学校、中学校、小学校の3校へ出向いて演奏とお話をしてきました。
まずはその1
12月3日(木曜日)
今年度から9年制の義務教育学校として生まれ変わった、氷見市立西の杜学園へ向かいます。
昨年度はまだ旧西部中学校の時にアウトリーチにお伺いして、今回は2度目になります。
昨年は校舎の改築工事中で、プレハブの音楽室でしたが、今回は改築されてきれいになった音楽室でのアウトリーチでした。
まずはお箏の調弦のお手伝いから。
去年からやっているので、かなり慣れて来ました。
今回は7年生14名の授業です。
玄関入ったところからいきなり下足入れに7、8、9年生と書いてあるので、ちょっと違和感があります。
何のことはない6を引けば良いだけのことなのですが、なかなかピンときません。
アウトリーチはeriちゃんの「六段の調べ」でスタート。
その後二人で「さくら祈り」を演奏。
お箏は7面用意してあって、7人ずつ2回に分けて「さくらさくら」をみんなで合奏しました。
お箏の合奏の後は、尺八の演奏体験。
9名の希望者に、簡単に説明をしてからなる八くんジュニアを渡して吹いてもらいました。
本当はストローを使って説明したほうが良いのでしょうが、なんせこのご時世ですので、口頭の説明ですませました。
パワーポイントで資料を作って見てもらったほうが良いのかなと思ったりしますが、来年度以降の私の課題です。
尺八体験の後は「春の海」の演奏。
お正月の定番のような「春の海」ですが、実はお正月の曲ではなくて、春のうららかな瀬戸内海の情景を表現していることなどを話してから聞いてもらいました。
最後に、こちらの学校の音楽の先生からのリクエストの「紅蓮華」を演奏して終わり。
さすがに「紅蓮華」は皆知っている曲なので、大盛り上がりでアウトリーチは終了。
箏、尺八という日本古来の楽器だけど、古典からこんなポップスまで演奏出来る無限の可能性を秘めた楽器なんだとしうことを知ってもらえただけでも、有意義な1時間だったと思います。
その1はこれにて終了。
その2へ続きます。