紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

印南町 企業団地通る町道奈良井白河線 拡幅工事完了、22日に供用開始  〈2021年12月22日〉

2021年12月22日 08時30分00秒 | 記事


22日から全線供用開始の企業団地を通る町道奈良井白河線


 印南町が平成29年度から進めている印南原地内の町道奈良井白河線改良工事は付帯工事を残すだけとなり、事業完成を待たずに22日から供用を開始する。同線は白河地内の県道日高印南線からしらこ企業団地に向かう延長670メートルの町道で幅員を3メートル拡幅した。総事業費は4億3500万円で全事業完成は今年度末。

 企業団地には現在、和歌山太陽誘電(株)、空気設備工業(株)、恵和(株)和歌山テクノセンターの3社が立地。立地企業の従業員の通勤車両をはじめ、大型車両の通行も多く、立地企業から改善の要望もあり、平成29年度から改良工事に着手。幅員を4メートルの単線から7メートルの片側1車線の2車線に拡幅したほか、曲線部分を緩やかにしスムーズに通行できるよう改良した。
 初年度は測量・設計を行い、平成30年度は用地購入や補償、一部工事に着手。令和元年度から本格工事にかかり、21日までに残土処分など一部を残し全線で拡幅工事が完了したことから、22日から供用を開始することにした。町は「一日も早い全事業完成をめざしたい」としている。
 補助率50%の国の地方創生道整備推進交付金を活用し取り組み、総事業費は4億3540万1000円。内訳は工事費が約4億円、測量設計が約2000万円で残りは用地購入費や補償費など。
 測量設計、施工業者は次の通り。
 測量設計=(有)ヤマニシ(御坊市、山西智之代表)▽施工=(株)竹平建設(印南原、竹平一彦代表)、(株)千代徳組(印南、久堀昌義代表)、和興建設(株)(日高川町、山本雅弘代表)、(株)谷口建設(川又、谷口博代表)、竹中建設(株)(西ノ地、竹中勝代表)、(有)杉本組(同、杉本憲昭代表)。


 その他の主なニュース

 御坊市職員防災研修実施

 御坊市 22日に新型コロナワクチン3回目の接種券発送

御坊市消防本部 火災予防呼びかけ

木づかいどうしの会が紀州材の住宅軸組模型お披露目