紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

由良町長選 新人・山名実氏(吹井)が事務所開き 〈2020年3月29日〉

2020年03月29日 08時30分00秒 | 記事

 任期満了(5月18日)に伴い4月21日告示、26日に投票(即日開票)が行われる由良町長選挙に出馬表明している新人で元町議の会社役員、山名実氏(63)=吹井=の後援会事務所開きは28日、網代地内で行われた。地元の支援者はじめ近隣市町の議員や商工会関係者ら200人(主催者発表)が集い気勢をあげた。町長選には町議会議長の馬場博文氏(56)=衣奈=、ファイナンシャル・プランナー・根来英樹氏(50)=名古屋市=も立候補するとみられ、新人3人による12年ぶり選挙戦が確実となっている。

 支援者を前に山本卓郎後援会長が「山名氏は正義感、友情など人を惹きつけるものを持っています。町議の時も町民のために誠心誠意活動を行ってきました。皆様の温かい御支援を賜りますようお願いします」とあいさつ、来賓を代表し玉置一郎・由良町議も「耳の痛いことを山名さんに言って頂き、由良町の町づくりを皆さんと一緒にやっていきたいというための事務所開きです。今後ともよろしくお願いします」と激励。
 山名氏が「新型コロナウイルスの関係で関係者と支援者のごく一部で行う予定でしたが、こんなにたくさんの方にお越し頂き本当に感無量です」と心情を述べ、立候補予定者説明会が行われた3月24日に議員辞職したのは「私の中で一つの区切りとしたかったから」と説明。
 来る選挙に向け公約について「若者が集う実りある町づくり」「子育て世代にやさしい実りある町づくり」「高齢者にやさしい実りあるまちづくり」を目標に、若者定住対策、防災対策、高齢者支援、教育、産業振興の5つの柱を基に由良町を希望のある町にしたいと強調。
 具体的には、若者の子育て支援の充実▽今ある防災施設の充実▽高齢者が安心・安全に暮らせるよう力を入れる▽学力向上に努める▽新規就農者の支援や鳥獣害対策・作る漁業や企業誘致の推進で働く場所の確保-などに取り組み、所得向上を目指しふるさと納税に積極的に取り組む意志も示し「私はこの由良町が大好きです。この由良町を希望ある町に一生懸命していきますのでよろしくお願いします」と決意を述べた。
 この後、(有)山名製作所の社員で二男の山名弘泰さんの音頭で「がんばろうコール」し、一致団結して支援の輪を広げるよう呼びかけた。後援会事務所は網代250の39番地、電話65・0555、ファクス65・0556。


 その他の主なニュース

27日 ひだか病院人事異動発表 院長に尾崎文教氏が就任

御坊商工会議所 議員総会で事業計画、予算承認

67歳の小澤俊和さん(御坊市)が和大卒業、春から大阪市大院生

新型コロナで中国工場ストップ 住宅業界が混乱

 

この記事についてブログを書く
« 御坊市 市民意識調査結果 ... | トップ | 由良町長選 新人・馬場博文... »
最新の画像もっと見る