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日高高校の山本のどかさん(少年女子)橋本昴君(少年男子) 茨城ゆめ国体剣道県選抜メンバー入り 〈2019年6月19日〉

2019年06月19日 08時30分00秒 | 記事

竹刀を手に、笑顔をみせる山本さん(右)と橋本君


 9月28日開幕の第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」に向けて、剣道競技少年男女の県選抜メンバーを決める国体選手選考最終予選会が15日と16日、和歌山市の松下体育館であり、日高高校から少年女子で山本のどかさん(3年)=3段・美浜町田井=、少年男子で橋本昴君(2年)=2段・御坊市薗=が県選抜メンバーに選ばれた。二人とも、初めてのメンバー入り。

 少年男女各部とも、県選抜メンバーは計6人で、すでにうち3人は、これまでの大会成績上位者にすでに決定している。この大会は残り男女各3枠に入る選手を決める大会。男女ともに4分3本勝負の総当たり戦で競い、上位3位までを県選抜メンバーに選出した。
 女子には12人が参加。山本さんは8勝3敗の2位につけ、メンバー入りを決めた。「自分の得意な引き技が入ったので、自分のペースに試合の流れを持って行きやすかった」と、山本さん。昨年も最終予選会まで残ったが、メンバー入りには一歩届かなかった。先日の高校総体でインターハイ出場の目標を達成できなかった悔しさも重ねてバネにして、今回こそはと強い思いを持って臨み、念願を果たした。
 男子は11人で競い、橋本君は8勝2敗の堂々1位でメンバー入りを決めた。「粘り強く、相手に取らせず自分が取るという自分の剣道ができた。得意の引きメンで自分のペースに流れを持ち込めた」と、橋本君。
 県選抜メンバーは、今後3度の終末土日の遠征を重ね、そのときの動きで、近畿ブロック予選に出場する正選手5人が選ばれる。近畿ブロック予選は8月18日に天理市で開き、上位2位までに入れば、9月29日から10月1日まで筑西市下館総合体育館で開く国体本戦への出場権を獲得できる。
 近畿ブロック大会に向け山本さんは「高校生活最後の大きな大会。試合に出られる5人の中に入れるよう、自分の剣道をアピールしていきたい」。橋本君は「強い選手の集まる舞台は、自分の弱いところを見つけられるチャンス。味方からもいいところを盗んでいきたい。近畿ブロック大会は、試合に出ることを大前提に、ポイントゲッターとして活躍できたら」と、気合いを入れる。


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近畿高校相撲大会、 箕島の井ノ上豪志選手(箕島高・野口小出身)個人100キロ未満級優勝 団体は全国出場 〈2019年6月18日〉

2019年06月18日 08時30分00秒 | 記事

金メダルと賞状を手に井ノ上豪志選手


 第66回近畿高校相撲大会は16日、和歌山市の県営相撲場で開き、個人戦100キロ未満級で箕島高1年の井ノ上豪志選手=野口小卒、167センチ、82キロ=が見事栄冠に輝いた。井ノ上選手は団体戦でも白星を重ねる活躍でチームの2連覇と2つの全国選抜大会出場切符獲得に貢献した。

 個人戦100キロ未満級は、近畿6府県から24選手が出場した。1回戦は不戦勝、2回戦は長浜北星(滋賀)の選手を破り、準々決勝は日吉ヶ丘(京都)の選手を上手投げ。準決勝は報徳学園(兵庫)の選手を押し出しで破った。決勝は、箕島同級生力士との同門対決。頭でぶつかる激しい立ち合いから持ち味の突き押しで攻め立て、絶妙のタイミングで突き落としを決めた。
 団体は7チームによる総当たり戦。井ノ上選手は中堅として全6試合に出場し、5勝を挙げる活躍でチームの優勝に貢献した。チームは総体県予選で敗れた和歌山商にリベンジ、6戦全勝の成績で青森十和田大会(8月)、大分宇佐大会(9月)の2つの選抜大会出場を決めた。
 5月の第1回全日本相撲個人体重別選手権大会は79キロでジュニア軽量級(80キロ未満)に出場。全国屈指の強豪を次々と撃破し6戦全勝で初代チャンピオンに輝いた。今大会は80キロ未満級でも出場できたが、82キロに増量し1階級上の100キロ未満級に出場。1年生ながら安定した取り口で自身より大きい2、3年生選手を次々と破る活躍を見せ、全日本相撲個人体重別選手権に続いて名をとどろかせた。井ノ上選手は「総体予選は敗れて悔しい思いをしただけに、100キロ未満級で通用し優勝できて本当にうれしい」と話した。


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日高広域観光振興協議会認定「ひだかブランド」12品目発表 ねんりんピックに向け購買促進  〈2019年6月16日〉

2019年06月16日 08時30分00秒 | 記事

認定した日高発祥ブランド(前列)日高新星ブランドをお披露目


 日高広域観光振興協議会(会長・金崎昭仁日高町観光協会長)が、11月9~12日に県内で初開催する第32回ねんりんピック紀の国わかやま2019(全国健康福祉祭)に向け、日高地方の特産品を売り込もうと「ひだかブランド」推奨品を認定し、14日に美浜町吉原、松てるわ広場ガラスボックスでお披露目した。観光総合パンフレット1万2000部を作成し、ねんりんピック会場でPR・販売するほか、9月開設の同協議会ホームページに掲載するなど県内外に情報発信して購買促進に努める。
 
 日高地方で初めて生み出された特産品の品種、品目を「ひだかブランド」に認定し、推奨品として売り出すもの。1月から2月にかけて公募し、応募のあった12品目を審査し、県外からも幅広い人気と知名度を誇る「日高発祥ブランド」に4品目、これから県内外にPRしていきたい「日高新星ブランド」に8品目を認定した。今後、応募があれば随時審査し、数を増やしていく考え。
 また、ひだかブランドを主な原材料に加工した食品や食材(調理品含む)として使用、または売り文句とした料理は関連商品として売り出す。関連商品は第一次募集で21商品を選定している。金崎会長は「誘客促進に加え、いかに地元でお金を落としてもらえるかが大事。ひだかブランド認定をきっかけに購買促進につながるよう努力したい」と話した。認定ブランド、関連商品は次の通り。

日高発祥ブランド

 ゆら早生(由良町発祥)=平成7年に旧由良町農協が種苗登録。果皮色や果肉色の紅色が濃く、糖度も高い人気品種。
 黒竹民芸品(日高町発祥)=国内有数の産地。従来の民芸品に加え、付加価値を高めた箸やボールペン、万年筆など新商品を開発。
 金山寺味噌(由良町発祥)=興国寺開山の法燈国師が製法を伝えたとされる。おかずや酒のあてとしておいしいと人気がある。
 南高梅(みなべ町発祥)=昭和40年に「南高」が名称登録。品質や味の良さから冠たる知名度を誇り、国内外から人気が高い。

日高新星ブランド

 紀州あかもく(由良町)=紀州日高漁協で商品化に取り組み、平成29年以降に販売を開始。地元産品の柱になり得る商品。
 ハリワカメ(由良町)=衣奈地区で昔からワカメで巻いた巻きずしをお祝いの席などで振る舞っていた。地元漁協組合が製品化。
 ごんちゃん(日高川町)=昭和60年ごろ旧美山村生活研究グループが塩漬けしたゴンパチを開発。直ぐ完売する人気ぶり。
 かきまでご飯の素(印南町)=郷土料理として親しまれ、焼鯖の骨で出汁をとり、酢は使わない。いなみの料理広め隊が商品化。
 衣奈そだち(由良町)=昭和63年に地元漁協女性有志の会「はまゆう会」がワカメの軸を有効活用して特産品を考案した。
 衣奈わかめ(由良町)=衣奈地区で昔から良質のワカメが盛んに栽培され、やわらかで最高の乾燥ワカメとして人気を得ている。
 松ブランド野菜(美浜町)=松林の松葉を堆肥に育てられた作物。現在は松きゅうり、松いちご、松とまとの3品目を栽培。
 幸せくるる御坊のお菓子(御坊市)=幸せのキーワード(学、健、金、美、結)に関連した5種類の菓子を開発し、商品化。

関連商品

 南高梅=農薬を使用していない南高梅(昔梅)紀州産カリカリ南高しそ梅、梅の想い、紀州の梅くらべ、薬師乃蜜、薬師乃風、トマト梅、塩零梅、プレミアムダイヤモンド梅、梅干丸・みかん梅、うす塩味梅はちみつ入り、梅ケーキ、みなべのこだわりフィナンシェ▽紀州あかもく=あかもく丼▽ハリワカメ=わかめ寿司▽松ブランド野菜=いちごソース、いちごジャム、煙樹ヶ浜巻き、紀州まりひめミルクぷりん、松風Ruby▽幸せくるる御坊のお菓子=金山寺みそパイ夢くるる。


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7月7日JC七夕まつり 楽しいイベントいっぱい 〈2019年6月15日〉 

2019年06月15日 08時30分00秒 | 記事

七夕まつりをポスターでPR


 一般社団法人、御坊青年会議所(JC)主催の「第43回七夕まつり」は、7月7日午後2時から御坊市の小竹八幡神社で開く。
 ステージイベントをはじめ、ブース販売や絵本の読み聞かせなど楽しい催しを盛りだくさん用意。ステージイベントは午後5時から順にあすなろ倶楽部絆の星、夢屋舞組、エンターダンススタジオ御坊のメンバーが躍動感いっぱいのパフォーマンスを披露。7時から御坊少年少女合唱団が美しい歌声を響かせ、ムードを盛り上げる。
 ブース販売は2時から始まり、御坊に居てます芸人42号線の漫才(午後2時30分~)や、よみきかせオヤジの会による絵本の読み聞かせ、バルーンアート、特殊車両展示などがあり、きいちゃんも来場しイベントを盛り上げる。
 今回初の催しとして織姫・彦星ゆかたコンテストが3時から開催。7時半からは七夕飾りの短冊に込められた願い事の成就を祈る笹祓い式を行う(笹の受付は2時~)。
 JCでは「楽しいイベントをたくさん用意しています。笹飾りを持って、皆さんお誘い合わせの上、お越し下さい」と呼びかけている。駐車場は元ジャスコオークワ跡地など。会場の小竹八幡神社前の道路は1時から8時まで歩行者天国になる。詳しくはJC(電話22・5434)へ。 


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日高川町 日本一の公園目指すも獣害深刻 美山のササユリ今年も咲かず… 〈2019年6月14日〉

2019年06月14日 08時30分00秒 | 記事

獣害で食い荒らされたササユリ(昨年)

約2000本のササユリが一面に咲いた(2015年)


1万本のササユリが咲き誇る日本一の公園実現に取り組む日高川町美山の里森林公園で、ササユリが開花しないままピークを過ぎようとしている。県の事業を活用して球根を植えた2015年には、約2000本のササユリが咲き誇る美しい光景が広がった。その後も1000本以上が咲いたが、昨年は開花直後にイノシシと見られる動物に球根が食い荒らされ壊滅状態に。さらに今年開花予定の球根の不作が重なった。バイオセンターや育成協議会では球根の植栽場所を付近の道路沿いに変更して取り組みを継続していくという。

 藤棚の長さが日本一で知られる椿山ダム湖畔の公園。開花ピークの6月上旬を迎えても、藤棚の周囲にはササユリの姿が見られない。県の事業を活用して地元の児童らが球根を植栽した4年前には、公園一面に約2000本の花が咲き誇り、フジの花に次ぐ日本一のササユリ公園実現に期待が高まった。3年前と一昨年も約1500本が咲き、取り組みは順調に思われた。
 しかし昨年5月末、開花時期を迎えたササユリが根元から掘り起こされ、壊滅状態となって発見された。開花が始まり、大きくなった約1000本のつぼみが咲きそろう姿を目前に、イノシシと見られる動物に球根が食い荒らされた。さらに、昨年は春の発芽不良、7月の高温や台風の襲来で球根が不作になり、新たな球根を植えられない状態となった影響で、今年はササユリの姿がなくなった。
 球根を養成するバイオセンター中津では、平成19年から自主的に販売に適さない球根を植栽。日本一長い藤棚と並ぶ「1万本のササユリが咲く公園を」を合言葉に、育成協議会の協力を得て累計で数万個の球根を植え続けてきた。しかし、同公園にはイノシシなどの小動物が出没し、球根を食い荒らして昨年は大被害に。獣害の対策にも取り組んだが、公園をフェンスで囲うわけにもいかず抜本的な解決にはならなかった。
 バイオセンターで「藤棚の下は、ササユリの生育環境にも適し、観光面でも期待していた。獣害がなければ今頃は1万本の公園も夢ではなかった…」と肩を落とすが、日本一のササユリが咲く公園の実現はあきらめない。獣の被害に遭わない椿山ダムから公園に続く道路の斜面に球根を植えて取り組みを継続する。 


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2019年5月 データバンク

2019年06月14日 08時29分00秒 | データバンク

1日
「令和」幕開けで日高地方でも令和婚カップル続々日高川で日本一早いアユ釣り解禁御坊市東春日会がタイムカプセル開封第16回日本拳法西日本少年大会・小学1年女子の部で枦県日本拳法連盟御坊支部、北岡由彩さん(御坊小)3位で全国へ第68回住吉大社全国弓道大会・学年女子個人で辻本琴未さん(日高高)が優勝、上山莉央さん(同)準優勝、同団体で日高高Aが準V

3日
みなべ九条の会が改憲阻止へピースアピール

5日
2019県中学硬式野球選手権大会で紀州由良シニア優勝、日高マリナーズ=ボーイズ=準優勝でG杯決定戦へ県中学校春季体育大会軟式野球の部紀南決勝大会で御坊・河南が優勝し県大会出場興国寺で恒例の花まつり小学生ソフトテニス県予選男子の部で印南ジュニアの丸田祐大君(印南)が優勝、中嶋蓮君・西山友晴君(以上稲原)組2位。管内6人全国へ御坊警察署が由良町防災ヘリポートで災害発生に備え現地指揮設置・運営訓練

6日
御坊日高博覧会高校生おんぱく部が世界一巨大な花冠制作に挑戦

8日
日高地方陸上競技選手権大会で阪本海月華さん(湯川中)森美優さん(紀央館高)に塩路賞、中学男女が7つの大会新第35回成田山全国競書大会・条幅の部で新枦はるなさん(当時松原小6年)が初の成田山賞日高町初の自宅開放型サロンのカフェ「萩」オープン

9日
志帥会(二階派)の政治資金パーティに5千人、二階俊博幹事長の勢い示す

10日
美山ふじまつり2年ぶりに来園者1万7千人超美浜町三尾、カナダミュージアムで入館者(高校生以上)千人達成由良町の婚活カップル第1号・井上夫妻に記念品贈呈御坊署で一斉検査中に散弾銃暴発、けが人なし

11日
印南町で特産の小玉スイカ「ひとりじめ7」の収穫始まる日高地方中学校春季体育大会卓球・シングルス男子で清水快音君(上南部)、同女子で辻春花さん(日高附属)、ダブルス男子で清水君・高田青那君組(上南部)、同女子で松本愛子さん・切東那菜さん組(湯川)が優勝行政相談員・木坊子俊紀さん(日高川町)に近畿管区行政評価局長表彰第11回県家族でよい歯のコンクール・保健所審査最優秀賞に西尾菜見子さん、昊雅君親子(御坊市)選ばれ県審査へ西山農園(印南町)で母の日に合わせカーネーション収穫体験日高地方交安大会で落語家・桂枝曾丸さん交通安全講話

12日
御坊市藤井浄水場浄水施設の耐震補強と老朽補修完了阪奈和高校陸上選手権で紀央館の木下裕介君、森美優さん、日高の原幸日さん優勝日高町全職員水防訓練美浜町煙樹海岸キャンプ場のGW利用過去10年で最高の1772人第13回みやこ姫よさこい祭り1万5000人で賑わう日高別院御堂花まつり全日本相撲個人体重別選手権大会・ジュニア男子軽量級(80キロ未満)で箕島高1年、井ノ上豪志選手(野口小出身)が6戦全勝で初代王者に県スポ少バレー女子日高予選で7チームが県大会出場決める日高町戦没者追悼法要関西実業団陸上選手権・男子ハンマー投で紀央館高職員、北亦将成さん3位

14日
近畿地区GB選手権日高予選で由良みなと全勝優勝、上位5チーム近畿へ印南町うらしま会が切目王子ものがたりの紙芝居と冊子作成全国健康福祉祭和歌山大会リハ大会GBで由良みなと3位、ねんりんピック出場へ

15日
オークワカップWTV杯小学生サッカー日高予選でFCブラスト初優勝し県大会へ松洋中2年生が本社などで職場体験日高地方農業士会が花育活動で松原小に切り花贈呈

16日
日高町営駐車場料金(一時定期)値下げ、13年ぶり改定印南町が技能資格者職員20人で防災ドローン隊結成国体県予選GB大会女子の部で日高Bが優勝し近畿へ紀南ソフトテニススポ少研修大会で6年女子の部・浜本琴心さん(印南Jr)、4年以下男子の部・林寿李稀君(美浜Jr)優勝

17日
日高川町防災センター前の町道2車線に拡幅

18日
野生生物保護功労者として堀江才二さん(日高川町)に林野庁長官感謝状、原宏さん(同)に環境省自然環境局長賞決まる危険業務従事者叙勲で元県警部の原均氏(御坊市)が瑞宝双光章、西功氏(同)に瑞宝単光章稲原、清流両小学校で管内トップ切り運動会県下最大級の日高川町防災センター竣工全国小学生柔道県予選5年生男子45キロ超級で谷口大耀君(日高町柔道教室)が準優勝

19日
7、8月開催の御博プログラム決まる全日本空手道選手権大会・男子軽重量級(75キロ以上)で前田勝汰さん(新極真会和歌山支部御坊道場、美浜町)が優勝、世界大会へボウリング全日本選抜選手権大会男子の部で安里秀策選手(日高東宝ボウル所属)が9年ぶり2度目V

20日
日高町で核兵器禁止・廃絶訴え平和行進御坊署が可搬式オービスで速度取り締まり、交通事故防止へ

22日
令和元年春の叙勲で管内から保護司・天野孝二(御坊市)、元中学校長・舩木武裕(同)、元市消防団副分団長・小川壽雄(同)3氏が受章県町村議会議長会長に堀口晴生・印南町議会議長御坊署少年補導員連絡会副会長・稲葉茂幸さん(美浜町)に防犯功労者表彰

23日
関西サッカートレセンリーグ参戦の県選抜メンバーにFCブラスト所属、山本優志君(藤並小6年)が選出日高町観光協会が6月に中学生ホッケーくえ杯開催へ日高食品関係連合会が管内3施設3人を優良表彰

24日
歯と口の健康コンクールポスターで管内から小中学生3人特選、標語は9点入選県知事表彰(県政功労)で管内から杉本正博氏(みなべ町)三輪信照氏(美浜町)辻井和吉氏(印南町)前田敏雄氏(御坊市)切符代払い戻し手数料未払いでJR御坊駅員懲戒解雇県町村会長に小谷芳正・みなべ町長を選出

25日
由良町地域おこし協力隊がSNSで由良の隠れた魅力発信和高専メタンハイドレートワーキンググループがわかやま環境賞受賞日高川町でホタル観賞の夕べ開催報知旗争奪関西さわやか大会県支部予選で和歌山御坊ボーイズ/ジュニアタイガース予選突破し本選へ

26日
キャンピングカーの聖地・野口オートキャンプ場に全国最大140台集結日高町の管内初の制度「消防団応援の店」に3事業所登録SON和歌山柔道プログラムの一環で知的障害者とポーランド柔道クラブ交流

27日
台湾の高校生が日高高訪問し交流御坊市とヨシダエルシス(株)が防災協定締結

28日
クラブ・ユースフォーラムで紀央館高3年、上久保晴加さん最優秀賞県営繕協会の平成30年度優良工事表彰・機械設備部門で(株)狩谷電気店=御坊市=が2年連続受賞

29日
印南町の郷土食「かきまでご飯の素」売れ行き好調御坊市花火大会8月24日開催決まる日高中津分校出身の増田雄亮選手(4年・御坊市)、仲大志選手(4年・日高川町)が所属の東北福祉大が仙台六大学春季リーグ優勝、全日本大学野球選手権出場へ

30日
由良町観光協会が近大クエ料理・座禅体験で観光客誘致へ日高川町役場美山支所新庁舎建設へ管内で百日咳流行の兆しソロモン諸島で戦死の小谷幸一さん=みなべ町出身=の日章旗が74年の時を経て遺族に戻る

31日
日高町温泉館「みちしおの湯」平成30年度入館者は最少3万9千人少年サッカーのダンシーマ、サザンクロスが県スポ少出場へ日高広域観光協議会の新企画「みんながカメラマン」スタートへ全国漁港漁場功績者表彰で県漁港漁場協会副会長の畑中雅央、理事の小谷芳正両氏県内4人受賞


印南町 12月に石見神楽上演、誘客へ 切目王子、公衆トイレも設置 〈2019年6月13日〉

2019年06月13日 08時30分00秒 | 記事

石見神楽を招致し誘客へPR


印南町は、同町西ノ地の切目王子神社前に公衆トイレを設置する。平成16年に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて以来、参詣者が増えており、2025年に大阪で開催される国際博覧会(万博)を見据えて観光誘客に向けた環境整備の一環で取り組むもので、また同神社PR活動として縁のある石見神楽の上演会も計画している。

 同神社は、熊野九十九王子の中でも格式の高い五体王子の一つで、後鳥羽上皇が1200年(正治2年)に開いた歌会で11人が詠んだ歌を記した切目懐紙が国宝となっているほか、太平記で大塔の宮(護良親王)が熊野落ちの際に泊まり「熊野に向かわず十津川に行け」と夢のお告げを受けたとされ、また平治の乱(1159年)における平清盛、重盛が熊野詣での途中、都の反乱を早馬で知らされ、同神社で評議し、神前に勝利を祈願、都に引き返し大勝したとされるなど歴史的に由緒ある神社で、町は「歴史観光地として誘客に向けPRしていきたい」とし、公衆トイレ設置とともに、PRの一環として公衆トイレ完成に合わせて切目王子神社が起源とされる「切目」という演目がある島根県の石見地方に伝わる石見神楽を招致し、切目王子神社での上演を企画している。上演は12月を予定しており、同神社での上演は平成15年に800年ぶりに奉納されて以来となる。
 13日開会の6月議会に提案の令和元年度一般会計補正予算に公衆トイレ整備工事設計監理委託料と工事請負費2972万5000円、石見神楽招致に向けて町歴史文化研究会への補助金150万円を計上している。


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● 映画「ソワレ(仮)」7月撮影開始 ボランティア・エキストラ募集


田中よしみさん はまゆう吟社 (御坊市北塩屋)の「ひつじ田の風」 が自由律俳句 全国大会で最高の「青い地球賞」受賞 〈2019年6月12日〉

2019年06月11日 08時30分00秒 | 記事

〈写真たて〉青い地球賞を受賞した田中さん


 自由律俳句の青い地球全国大会は湯浅町の湯浅城で開かれ、最高賞の「青い地球賞」に、はまゆう吟社会員で本紙随想同人の田中よしみさん(82)=御坊市塩屋町北塩屋=の作品「ひつじ田の風」が選ばれた。
 同賞は、結社機関誌336~340号の1年間で掲載した作品のなかから最も優秀な作品に贈られる。
 田中さんは俳句歴50年。はまゆう吟社で故・塩崎杉月氏らの下で励み、数年前に新風賞を受賞。青い地球賞は3度目のノミネートで見事受賞した。
 作品は「ひつじ田の風」と題した20句。長男を亡くし自身はその後体調を崩した田中さんが、身近に訪れる悲しみも優しく受け止めた作品群。「二合で足りて三日息子の仏前」「向き合った空蝉毎日話ある」「あの子にも巻いてやる今年の恵方巻き」と亡き息子を偲ぶ母の切ない気持ちを詠んだ。「のうぜんの真っ只中で病んでいる」「句友が手渡してくれた地球詩涙の海に浮く」は闘病の辛い心境を詠んだ句。タイトルにもなっている「羽生えて優しいひつじ田の風」は悲しい日々から自分を取り戻そうとする前向きな気持ちが表れている。
講評では「故人につぶやくような独り言が切ない。悲喜こもごもを淡々と詠み込み、川の流れのように読み手に届く」と高い評価を受けた。
 田中さんは「あまりにもいろんな試練が重なったこの2年間、へこんでしまって何をする気力もなくしていたおり、この一報はどんな宝にも優るものです。中村加津彦代表(同人誌青い地球)をはじめ句友の皆さまら、私をここまで引っ張ってくれた仲間たちにどんなに感謝してもしきれません。自分一人では、続けてこれなかったと思います。賞をいただくにはまだまだ未熟、これから精進して皆さまとともに頑張るぞ!と仏壇の息子に報告しました。泣いてばかりいましたが、息子もきっと、そいでこそお母ちゃんや、と遺影も微笑んでくれた気がします」と話している。


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「ごぼうまちゼミ」スタート シフォンケーキ作り楽しむ 〈2019年6月11日〉

2019年06月11日 08時30分00秒 | 記事

シフォンケーキを作る受講者


商店主らが講師となりプロの技術などを伝える「ごぼうまちゼミ」が、8日から御坊市でスタートした。4回目の今回は、7月14日まで37日間にわたり各店、各企業などでバリエーション豊かな26講座を開講。9日には、ふわり=薗=で「ふわふわシフォンケーキ教室」があり、女児や女性8人が参加し、プロからケーキ作りを学んだ。

 まちゼミは各店でのゼミを通じて店の存在や事業内容、特徴を受講生に知ってもらい、各店への来店と地域活性化につなげる取り組み。県内で行っているのは御坊市と田辺市だけで、ごぼうまちゼミは有志による実行委員会が主催、市教育委員会が後援。期間中、「きれい」「健康」「食べる」「つくる」「まなぶ」などのジャンルで1~2時間程度のゼミを少人数制で実施する。
 この日のシフォンケーキ教室は、ボナペティヤナギヤ代表・宮所忠喜さんが講師を務めた。
 受講者は、メレンゲと生地を作り、両方を混ぜ合わせた後、型に流し入れオーブンで焼いた。ガナッシュ(チョコレートクリーム)、木イチゴジャムも作り、焼いたケーキの中央にイチゴクリームなどを注入、上部をデコレーションし見た目にかわいく仕上げた。
 シフォンケーキを上手く作るコツは、メレンゲをつのが立つ程度に仕上げる、メレンゲと生地をなじませることで、参加者はポイントを聞きながら手際よく作り、完成したケーキに満足げ。宮所さんは「今回はミニカップで作りましたが、自宅にシフォンケーキの型があれば、それで作ってみてください」と話し、プロの視点からおいしいシフォンケーキの作り方を伝授した。


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御坊市長寿命化計画 美人橋、岡ノ橋から修繕着手 対象19橋 野口橋の対応が課題 〈2019年6月9日〉

2019年06月09日 08時30分00秒 | 記事

御坊大橋に次いで2番目に長い野口橋の対応が課題


 御坊市が、今年度から橋りょう長寿命化修繕事業に着手。平成27年度から市道210橋すべてを点検し、早期に対策が必要な早期措置段階が19橋あり、緊急輸送路や津波避難路、通学路、橋の長さ、架設年度から優先順位をつけた修繕計画を策定し、これに基づき必要な修繕工事を行う。修繕や架け替えとなると億単位の予算が必要になる市内で2番目に長い日高川に架かる野口橋(延長351・8メートル)の扱いが今後の大きな課題となる。

 国土交通省が、自治体が管理する延長2メートル以上の道路橋やトンネルは5年に1回の定期点検を義務付けたのを受け、27年度から210橋すべてを点検。(1)健全(機能に支障はない)(2)予防保全段階(支障はないが、予防保全の観点から措置を講じることが望ましい)(3)早期措置段階(支障が出る可能性があり、早期に措置)(4)緊急措置段階(支障が生じている、または生じる可能性が高く、緊急に措置)の4段階で判定した。
 結果は健全が76橋、予防保全段階が114橋、早期措置段階20橋、緊急措置段階ゼロ。対策が必要な早期措置段階20橋のうち、古森地内の1橋(延長6メートル)は29年度で架け替えたため、修繕対象は野口橋、北塩屋の国道425号御坊工業団地南交差点から御坊総合運動公園に向かう王子川に架かる美人橋(延長20・56メートル、緊急輸送路・津波避難路・通学路)湯川町財部の斉川に架かる岡ノ橋(同13メートル、通学路)など19橋。
 修繕計画では15メートル以上の2橋、15メートル未満の17橋に分けて優先順位を付けた。緊急輸送路、津波避難路、通学路のいずれかに該当する橋を優先し、条件が同じ場合は橋の長さ、架設年度の古い方の順にした。これに基づき今年度は15メートル以上で1位の美人橋、15メートル未満で1位の岡ノ橋から事業着手。当初予算で4000万円を付け、今月末の工事入札で両橋の詳細設計業務を発注し、設計が出来上がれば工事に取りかかる。
 残りの15メートル未満の橋は優先順位、修繕に必要な費用、予算確保を考慮してその都度検討するが、今後、大きな課題になるのが15メートル以上で残る野口橋の扱い。御坊大橋に次いで2番目に長い橋だが、昭和39年完成から55年が経過し、耐震補強も行っていない。以前に実施した塗装のし直しでは1億円以上かかっており、修繕、耐震補強、架け替えを行うとなれば億単位の費用が必要で、今のところ対応策は決まっていない。対策は行わず、通行禁止にすることも選択肢のひとつだという。
 予防保全段階だった市内で最も長い日高川に架かる御坊大橋(同480メートル、津波避難路)は工事費削減、効率化から施工中の耐震補強工事にあわせて補修工事を行うことにした。
 点検は5年ごとに行う必要があり、19橋の修繕が終わっても予防保全段階114橋の中から早期措置段階に降格する橋が出てくるため、毎年、どこかの橋を修繕し続けなければならない状況が続きそう。少しでも市の財政負担を減らそうと、次回の点検からは小さな橋は自前で点検できる職員養成に力を入れており、現在は3人が講習を受けて資格を得ている。


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