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近畿高校相撲大会、 箕島の井ノ上豪志選手(箕島高・野口小出身)個人100キロ未満級優勝 団体は全国出場 〈2019年6月18日〉

2019年06月18日 08時30分00秒 | 記事

金メダルと賞状を手に井ノ上豪志選手


 第66回近畿高校相撲大会は16日、和歌山市の県営相撲場で開き、個人戦100キロ未満級で箕島高1年の井ノ上豪志選手=野口小卒、167センチ、82キロ=が見事栄冠に輝いた。井ノ上選手は団体戦でも白星を重ねる活躍でチームの2連覇と2つの全国選抜大会出場切符獲得に貢献した。

 個人戦100キロ未満級は、近畿6府県から24選手が出場した。1回戦は不戦勝、2回戦は長浜北星(滋賀)の選手を破り、準々決勝は日吉ヶ丘(京都)の選手を上手投げ。準決勝は報徳学園(兵庫)の選手を押し出しで破った。決勝は、箕島同級生力士との同門対決。頭でぶつかる激しい立ち合いから持ち味の突き押しで攻め立て、絶妙のタイミングで突き落としを決めた。
 団体は7チームによる総当たり戦。井ノ上選手は中堅として全6試合に出場し、5勝を挙げる活躍でチームの優勝に貢献した。チームは総体県予選で敗れた和歌山商にリベンジ、6戦全勝の成績で青森十和田大会(8月)、大分宇佐大会(9月)の2つの選抜大会出場を決めた。
 5月の第1回全日本相撲個人体重別選手権大会は79キロでジュニア軽量級(80キロ未満)に出場。全国屈指の強豪を次々と撃破し6戦全勝で初代チャンピオンに輝いた。今大会は80キロ未満級でも出場できたが、82キロに増量し1階級上の100キロ未満級に出場。1年生ながら安定した取り口で自身より大きい2、3年生選手を次々と破る活躍を見せ、全日本相撲個人体重別選手権に続いて名をとどろかせた。井ノ上選手は「総体予選は敗れて悔しい思いをしただけに、100キロ未満級で通用し優勝できて本当にうれしい」と話した。


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