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日高高校の山本のどかさん(少年女子)橋本昴君(少年男子) 茨城ゆめ国体剣道県選抜メンバー入り 〈2019年6月19日〉

2019年06月19日 08時30分00秒 | 記事

竹刀を手に、笑顔をみせる山本さん(右)と橋本君


 9月28日開幕の第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」に向けて、剣道競技少年男女の県選抜メンバーを決める国体選手選考最終予選会が15日と16日、和歌山市の松下体育館であり、日高高校から少年女子で山本のどかさん(3年)=3段・美浜町田井=、少年男子で橋本昴君(2年)=2段・御坊市薗=が県選抜メンバーに選ばれた。二人とも、初めてのメンバー入り。

 少年男女各部とも、県選抜メンバーは計6人で、すでにうち3人は、これまでの大会成績上位者にすでに決定している。この大会は残り男女各3枠に入る選手を決める大会。男女ともに4分3本勝負の総当たり戦で競い、上位3位までを県選抜メンバーに選出した。
 女子には12人が参加。山本さんは8勝3敗の2位につけ、メンバー入りを決めた。「自分の得意な引き技が入ったので、自分のペースに試合の流れを持って行きやすかった」と、山本さん。昨年も最終予選会まで残ったが、メンバー入りには一歩届かなかった。先日の高校総体でインターハイ出場の目標を達成できなかった悔しさも重ねてバネにして、今回こそはと強い思いを持って臨み、念願を果たした。
 男子は11人で競い、橋本君は8勝2敗の堂々1位でメンバー入りを決めた。「粘り強く、相手に取らせず自分が取るという自分の剣道ができた。得意の引きメンで自分のペースに流れを持ち込めた」と、橋本君。
 県選抜メンバーは、今後3度の終末土日の遠征を重ね、そのときの動きで、近畿ブロック予選に出場する正選手5人が選ばれる。近畿ブロック予選は8月18日に天理市で開き、上位2位までに入れば、9月29日から10月1日まで筑西市下館総合体育館で開く国体本戦への出場権を獲得できる。
 近畿ブロック大会に向け山本さんは「高校生活最後の大きな大会。試合に出られる5人の中に入れるよう、自分の剣道をアピールしていきたい」。橋本君は「強い選手の集まる舞台は、自分の弱いところを見つけられるチャンス。味方からもいいところを盗んでいきたい。近畿ブロック大会は、試合に出ることを大前提に、ポイントゲッターとして活躍できたら」と、気合いを入れる。


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