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日高広域観光振興協議会認定「ひだかブランド」12品目発表 ねんりんピックに向け購買促進  〈2019年6月16日〉

2019年06月16日 08時30分00秒 | 記事

認定した日高発祥ブランド(前列)日高新星ブランドをお披露目


 日高広域観光振興協議会(会長・金崎昭仁日高町観光協会長)が、11月9~12日に県内で初開催する第32回ねんりんピック紀の国わかやま2019(全国健康福祉祭)に向け、日高地方の特産品を売り込もうと「ひだかブランド」推奨品を認定し、14日に美浜町吉原、松てるわ広場ガラスボックスでお披露目した。観光総合パンフレット1万2000部を作成し、ねんりんピック会場でPR・販売するほか、9月開設の同協議会ホームページに掲載するなど県内外に情報発信して購買促進に努める。
 
 日高地方で初めて生み出された特産品の品種、品目を「ひだかブランド」に認定し、推奨品として売り出すもの。1月から2月にかけて公募し、応募のあった12品目を審査し、県外からも幅広い人気と知名度を誇る「日高発祥ブランド」に4品目、これから県内外にPRしていきたい「日高新星ブランド」に8品目を認定した。今後、応募があれば随時審査し、数を増やしていく考え。
 また、ひだかブランドを主な原材料に加工した食品や食材(調理品含む)として使用、または売り文句とした料理は関連商品として売り出す。関連商品は第一次募集で21商品を選定している。金崎会長は「誘客促進に加え、いかに地元でお金を落としてもらえるかが大事。ひだかブランド認定をきっかけに購買促進につながるよう努力したい」と話した。認定ブランド、関連商品は次の通り。

日高発祥ブランド

 ゆら早生(由良町発祥)=平成7年に旧由良町農協が種苗登録。果皮色や果肉色の紅色が濃く、糖度も高い人気品種。
 黒竹民芸品(日高町発祥)=国内有数の産地。従来の民芸品に加え、付加価値を高めた箸やボールペン、万年筆など新商品を開発。
 金山寺味噌(由良町発祥)=興国寺開山の法燈国師が製法を伝えたとされる。おかずや酒のあてとしておいしいと人気がある。
 南高梅(みなべ町発祥)=昭和40年に「南高」が名称登録。品質や味の良さから冠たる知名度を誇り、国内外から人気が高い。

日高新星ブランド

 紀州あかもく(由良町)=紀州日高漁協で商品化に取り組み、平成29年以降に販売を開始。地元産品の柱になり得る商品。
 ハリワカメ(由良町)=衣奈地区で昔からワカメで巻いた巻きずしをお祝いの席などで振る舞っていた。地元漁協組合が製品化。
 ごんちゃん(日高川町)=昭和60年ごろ旧美山村生活研究グループが塩漬けしたゴンパチを開発。直ぐ完売する人気ぶり。
 かきまでご飯の素(印南町)=郷土料理として親しまれ、焼鯖の骨で出汁をとり、酢は使わない。いなみの料理広め隊が商品化。
 衣奈そだち(由良町)=昭和63年に地元漁協女性有志の会「はまゆう会」がワカメの軸を有効活用して特産品を考案した。
 衣奈わかめ(由良町)=衣奈地区で昔から良質のワカメが盛んに栽培され、やわらかで最高の乾燥ワカメとして人気を得ている。
 松ブランド野菜(美浜町)=松林の松葉を堆肥に育てられた作物。現在は松きゅうり、松いちご、松とまとの3品目を栽培。
 幸せくるる御坊のお菓子(御坊市)=幸せのキーワード(学、健、金、美、結)に関連した5種類の菓子を開発し、商品化。

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