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中田惟斗投手(御坊ボーイズ)が侍ジャパンU15入り 〈2016年7月15日〉

2016年07月15日 08時30分00秒 | 記事

大会に向け力を込める中田惟斗投手


 中学硬式野球の和歌山御坊ボーイズ/ジュニアタイガースに所属する中田惟斗投手=御坊中3年、右投げ右打ち、179センチ、78キロ=が第3回WBSC・U-15ベースボールワールドカップ2016いわきの日本代表「侍ジャパン」として招集された。同世代の世界最高の大会で、日本代表も将来のプロ野球界を背負う予備軍の選手たちが集う。中田投手は力のある直球を武器にチームではエースとして活躍しており、今回の初選出に期待が寄せられている。

 中田投手は小学3年から御坊少年野球クラブで野球を始め、捕手や投手のポジションをこなし、中学校から御坊ボーイズ入り。2年生から頭角を現し、3年生からエースとしてチームを牽引。力があるストレートは伸びがある上、コントロールも良く、三振を奪える。スライダー、カーブ、チェンジアップも投げ、完投できるスタミナも備える。
 第45回日本少年野球関西秋季大会ベスト8、第47回日本少年野球選手権大会和歌山支部予選中学生の部で優勝に貢献。リーグの枠を超えてボーイズ、リトルシニア、ヤングの3リーグの中学硬式野球チームが戦う第10回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップの和歌山県奈良県地区予選決定戦で強豪の奈良代表・生駒ボーイズを散発2安打で完封するなど活躍した。
 今回のU-15ベースボールワールドカップは、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催で、隔年で開催される、15歳以下の各国・地域代表選手が競う野球の国際大会。U-15野球日本代表は「日本中学硬式野球協議会」のリトルシニア、ボーイズ、ヤングリーグ、ポニーリーグ、フレッシュリーグの中学硬式5団体からの選出で鹿取ジャパンに招集された。
 同大会は日本も含め米国やキューバ、韓国、メキシコなど12カ国が出場して、29日~8月7日に福島県いわき市で開催される。すでに1日から3日間、鹿取ジャパンで合宿に入り、練習してきており、中田投手は「自分の売りである直球で押し、三振を多く奪い、世界一を取りたい」と意気込み、現在の夢は高校で甲子園に出場することで、走り込みや体全体で投げることなど意識して練習し「もっと直球に磨きをかけたい」と話している。


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