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洞口諒君(日高中津)伊藤園「お~いお茶新俳句大賞」優秀賞に輝く 〈2016年7月16日〉

2016年07月16日 08時30分00秒 | 記事

高校生部門で上位8人の優秀賞に輝いた洞口君


 大手飲料メーカー(株)伊藤園が実施する「お~いお茶新俳句大賞」の高校生部門優秀賞に、日高高校中津分校3年の洞口諒君=美浜町和田=の作品「悲しい日 紙ヒコーキが 飛んできた」が選ばれた。日本語俳句5部門と英語俳句部門に186万2954作品の応募があり、洞口君は高校生部門で大賞に次ぐ上位7人の優秀賞に輝き、賞金5万円を受け取るほか、9月以降に発売される「お~いお茶」のパッケージに掲載される。同校3年の浜西綾汰君=同=も佳作を受賞した。

「お~いお茶」の新俳句大賞は、今回で27回目を迎え、幼児を含む小学生部門から一般の部、英語俳句の部の6部門に合わせて過去最多の186万作品を超える応募があった。日高中津分校では3年前から国語の授業に俳句を取り入れており、同コンテストに全校生徒が参加し、今回も80人が約300作品を応募。これまで同校からの入賞者はいなかった。
 洞口君は、悲しいことや悪いことがあった時に紙飛行機が飛んできて、心を癒された心情を「悲しい日 紙ヒコーキが 飛んできた」と表現。高校生部門で大賞(1人)に次ぐ優秀賞7人を受賞した。
 洞口君は「こんなに良い賞を貰えると思っていなかったので本当にうれしい。自分の名前や作品が商品に掲載されるのは恥ずかしい気持ちですが、次は大賞を目指して頑張ります」と喜んだ。
 同じく3年生の浜西君は、中学時代に好きな人と歩いている状況を思い起こして「触れる手が 偶然なのか 聞けなくて」という作品に詠み、全部門の中から5000作品が選ばれる佳作を受賞し、入選作品集に掲載される。
 浜西君は「多くの作品の中から佳作に選ばれてうれしい。次はもっと上の賞を目指したい」と話した。


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