迫力のアクロバット飛行を見せるブルーインパルス
(航空自衛隊ホームページより引用)
美浜町が、12月1日に煙樹ヶ浜で開催する町制施行70周年記念イベント「We♡(Love)MIHAMAシーサイドフェス」の事業概要が固まった。航空自衛隊「ブルーインパルス」のアクロバット飛行をメインに、平成20年8月以来16年ぶりとなる花火大会、ステージイベントなど各種催しを予定している。
ブルーインパルスは航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで華麗なアクロバット飛行を披露する専門のチーム。全国各地でその人気は高く、誘致の倍率は数十倍であるとも言われ、籔内美和子町長が昨年から二階俊博代議士の後押しを受け、防衛省との交渉を重ね実現した。
当日の飛行時間はまだ決まっていないが、午後の30分程度を予定している。今年7月に京都府宮津市で実施された際には約7万人が訪れたという。
午後5時からは、平成20年8月以来16年ぶりに花火大会を開催する。煙樹ヶ浜から海に向けて打ち上げる花火は迫力があり、広範囲から鑑賞できるため人気があった。今回は、海上の台船から打ち上げることも選択肢に入れて検討している。予算は約700万円。約1時間で3500発を打ち上げる予定。
昼間のイベントは、煙樹ヶ浜多目的広場や煙樹ヶ浜キャンプ場周辺で行い、ステージでは和歌山県住みます芸人で美浜町出身の「まことフィッシング」さんがコンビを組む「わんだーらんど」がMCを務め、ブルーインパルスのアクロバット飛行を盛り上げ、同じく美浜町出身で鹿児島を拠点に活動するシンガーソングライターの宮井紀行さんがライブを行う。
ほかに「あつまれ‼はたらくくるま」として自衛隊、警察、消防等の車両・装備品展示、建設業組合の重機等展示、産品販売、露店などもある。
交通渋滞緩和でパーク&ライド
警備等で予算2200万円追加
12日開会の9月定例議会に提案する今年度一般会計補正予算で町制施行70周年記念事業補助金2200万円を追加し、総額3700万円とする。
イベント実施に伴う交通渋滞緩和策でパーク&ライド(有料予定)を取り入れる。町内外に複数の駐車場を確保して各駐車場から会場までと、JR御坊駅から会場までシャトルバスを運行する。旅行会社に委託(約600万円)する。
追加分の補正予算は、会場周辺の警備に必要な予算約1150万円(警備会社に委託)や仮設トイレ150基の設置費用約635万円のほか、出演料、テント費用など。
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