正面玄関のある新庁舎南側の外観
議員が2階フロア内装現場を見学
御坊市の新庁舎建設工事は、外装が仕上げの最終段階に入り、現在は内装工事や電気工事、機械工事がメイン。27日現在の進捗率は74・3%。工事は9月末に終わり、10月に各種竣工検査を行い、10月末に竣工、市に引き渡され、11月に竣工式、内覧会を行う。年内に引っ越しを終え、令和6年1月から供用開始する。
工事現場を囲っているフェンスのうち、南側と国道側は、27日に低いフェンスに取り替えられ、新庁舎の外観全容がよく見えるようになった。北側は2階までの外付け階段と防災デッキの工事が行われている。
28日には市議会議員が内装現場を見学。1階の市民ホール、2階から4階の執務フロアー、5階の議場を見て回り、工事の進み具合を確認した。
新庁舎は地上6階(6階は備蓄倉庫等)建て。南海トラフ巨大地震対策で1階は浸水想定3・5メートル以上を確保し、1階と2階の間に免震層を設けた。2階から4階が執務室、5階は議場や委員会室、展望ロビーなど配置。中層階以上は災害時に住民の一時避難場所として活用する。
建設工事契約額(現庁舎解体含む)は52億968万9000円。前田建設・久米設計特定建設工事共同企業体が請け負っている。来年1月の供用開始後、現庁舎解体工事を行い、9月ごろに終わる。その後、駐車場など外構工事(別途発注、約3億円)を行い、全ての工事が完了するのは令和7年3月予定。
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