紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

御坊市新庁舎進捗率74%、10月に竣工 〈2023年7月29日〉

2023年07月29日 08時30分00秒 | 記事


正面玄関のある新庁舎南側の外観

議員が2階フロア内装現場を見学


 御坊市の新庁舎建設工事は、外装が仕上げの最終段階に入り、現在は内装工事や電気工事、機械工事がメイン。27日現在の進捗率は74・3%。工事は9月末に終わり、10月に各種竣工検査を行い、10月末に竣工、市に引き渡され、11月に竣工式、内覧会を行う。年内に引っ越しを終え、令和6年1月から供用開始する。

 工事現場を囲っているフェンスのうち、南側と国道側は、27日に低いフェンスに取り替えられ、新庁舎の外観全容がよく見えるようになった。北側は2階までの外付け階段と防災デッキの工事が行われている。
 28日には市議会議員が内装現場を見学。1階の市民ホール、2階から4階の執務フロアー、5階の議場を見て回り、工事の進み具合を確認した。
 新庁舎は地上6階(6階は備蓄倉庫等)建て。南海トラフ巨大地震対策で1階は浸水想定3・5メートル以上を確保し、1階と2階の間に免震層を設けた。2階から4階が執務室、5階は議場や委員会室、展望ロビーなど配置。中層階以上は災害時に住民の一時避難場所として活用する。
 建設工事契約額(現庁舎解体含む)は52億968万9000円。前田建設・久米設計特定建設工事共同企業体が請け負っている。来年1月の供用開始後、現庁舎解体工事を行い、9月ごろに終わる。その後、駐車場など外構工事(別途発注、約3億円)を行い、全ての工事が完了するのは令和7年3月予定。


 その他の主なニュース

由良町主催、和歌山大学主管の「第3回ゆらこん」プランを学生・社会人から募集

日高川町が町内の観光地の写真を印刷した「観光カード」を管内初導入

JA紀州が1袋1合入り1098袋をフードバンク和歌山に寄贈

御坊市の西富安地区地域安全パトロール隊と北野口区自主防犯組織隊に市長感謝状

この記事についてブログを書く
« 印南祭4年ぶり通常開催 〈2... | トップ | 道成寺駅前「まちなみの駅」... »
最新の画像もっと見る