1月に開催の第28回全国都道府県対抗男子、第41回同女子駅伝競走大会に出場する県選手団のメンバー23人が発表された。日高地方から日高高3年、三原涼雅君(18)=御坊中出身=、松洋中3年、狩谷悠世君(15)の2人が代表入り。三原君は2年連続、狩谷君は初めて。新型コロナの影響で昨年、一昨年は中止、今回開催されれば3年ぶりとなり、全国舞台での活躍が期待される。
中学、高校、大学、一般がタスキをつなぐ大会で、選考会の結果などを参考に男子10人、女子13人が選抜された。
男子は1月22日に広島県で開催し7区間48キロのコースを走る。中学生区間は2、6区、高校生区間は1、4、5区、一般・大学生区間は3、7区。
高校から本格的に陸上を始めた三原君はエースとして活躍が続く。今季は11月の県高校駅伝で1区(10キロ)を走り区間3位、近畿高校駅伝でも1区(同)をまかされ区間12位の走りを見せた。12月の選考会では5000メートルを走り14分41秒63で優勝した。5000メートルの自己ベストは14分26秒。調子は良く期待がかかる。
昨年に続く選抜入りに「高校生のうちに全国大会で走ることを目標にしてきたので、高校最後の年、絶対に走りたい。出走できれば最初から突っ込んでいきたい」と気合い十分だ。
狩谷君は今季、県中学駅伝で1区(3・2キロ)を走り区間2位でチーム5位に大きく貢献、近畿中学駅伝でも強豪相手に1区(3・3キロ)を走り区間2位でつないだ。11月の選考会では3000メートルを走り8分54秒47の自己ベストをマークし優勝。持ち味はラストスパートのキレの良さ。
初の代表入りに「中学生のうちに一度は選ばれたいと思っていたのでうれしい。出場できれば、自分にできる最大限のことをしてチームに貢献したいです。最初は耐えて、最後にどれだけ抜けるか、相手にプレッシャーを与えていければ」と意気込む。
男子チームは全国舞台でも活躍の実力ある選手が揃い、チームを率いる芝大輔監督(和歌山パラアスリートクラブ)も「目標は19位以内です。今回はいい選手が多い。過去最高の9位、それ以上を目指していければ」と話す。
女子は一足早く15日に京都府で開催され、9区間42・195キロを走る。県選手団の壮行式は1月7日午前10時から紀三井寺陸上競技場内で開く。
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