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御坊市総合計画実施計画策定委員会が3年間で着手・実施する113事業を採択 〈2022年12月11日〉

2022年12月12日 08時30分00秒 | 記事


実施計画策定委員会で113事業採択


 御坊市総合計画実施計画策定委員会(会長・三浦源吾市長)が、令和5年度から7年度までの3年間で着手・実施する113事業を採択した。新規事業は既報の御坊総合運動公園スケートパーク建設や健康マージャン全国大会継続開催のほか、移住・定住促進、創業者応援、消防救急デジタル無線更新、証明書等コンビニ交付サービス、学校での読書推進、英語教育充実など17事業ある。

 移住・定住促進は(1)新婚世帯住宅取得者に夫婦とも29歳以下は最大60万円、これ以外は最大30万円を補助(2)新築住宅の固定資産税減免措置として国の減免期間(一般住宅3年間、長期優良住宅5年間)に市独自で2年間延長。ともに令和5年度から始める。
 創業者応援は、令和5年度から市内で創業する市民を対象に創業に必要な経費に対して補助金を支援。
 消防救急デジタル無線更新は、平成28年度から稼働しているシステムを県下一斉に更新。令和5年度から7年度にかけて行う。県下全体の事業費約30億円。うち市は9000万円。
 証明書等コンビニ交付サービスは、令和5年度からコンビニで住民票と印鑑証明を交付可能にする。マイナンバーカード必要。
 読書習慣定着化推進は(1)文科省が定める「学校図書館図書標準」を100%達成するため、令和5年度から7年度にかけて不足する8690冊を計画的に購入し、廃棄図書の補充も行う(2)小学校入学から卒業までに読んでほしい図書100冊を指定し、令和5年度から各校で読書の取り組みを充実させる。
 英語教育充実は(1)来年2学期以降、小学校の外国語指導助手(ALT)を1人から2人に増やし、36年のALT授業時間を充実させる。12年、幼稚園は外国人との交流促進(2)未就学児、小学低学年を対象に「英語で楽しむおはなしの会」を年1回開く。
 子どものふれあい読書活動推進は(1)令和5年度から2歳児ブックステップ事業、5歳児家読(うちどく)事業を開始(2)市立図書館の児童コーナーを拡充し、夏休み読書事業、ゲームイベントなどを実施する。
 ふれあい収集は、ごみを不燃物置場等に出すのが難しい人を支援するため、自宅前など事前に取り決めた場所に出されたごみを収集する。実施時期未定。
 省エネ家電製品購入促進補助金は、市内全世帯を対象に最大1万円補助している住宅用LED電球等購入促進補助金を令和5年度から拡充する。
 ほかに、地球温暖化対策実行計画の更新▼御坊工業団地調整池しゅんせつ(2カ所、約1億円)▼都市計画図の修正(約1500万円)がある。
 前年度までに採択された市民野球場屋内練習場整備、防災拠点施設整備、河南中・御坊中大規模改修、中学校体育館・市立体育館空調整備、勤労青少年ホーム改修、市道中財部Ⅰ号線歩道設置などは財源確保や内容検討が必要で着手時期等は未定。


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