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永江翔太朗君、大家利公君に日本陸連栄章 和歌山陸協栄章は管内4人 〈2022年5月7日〉

2022年05月07日 08時30分00秒 | 記事

 2021年度日本陸上競技連盟栄章受賞者が決まり、管内から全国大会で活躍した永江翔太朗君(当時大成中)、大家利公君(当時田辺工高・大成中出身)が優秀選手章を受賞。2021年度和歌山陸上競技協会栄章も発表され、管内から永江君ら4人の受賞が決まった。県春季陸上競技選手権大会(7、8日・紀三井寺陸上競技場)で伝達・表彰される。

 日本陸連栄章の一つ、優秀選手章を受賞の永江君は昨季、全日本中学校陸上競技選手権大会・男子砲丸投で15メートル40をマークし優勝したほか、JOCジュニアオリンピックカップ第52回U16陸上競技大会でも男子砲丸投で県中学新・15メートル54を出し準優勝と大舞台で大活躍した。4月から紀央館高生となった永江君は「表彰して頂けることはとても光栄です」とにこやかに話した。
 大家君は高校から始めた競歩で活躍。令和3年度全国高校総合体育大会陸上競技大会・男子5000メートル競歩で21分35秒59で7位入賞、高校生最後のレースとなった第33回U20選抜競歩大会・U20男子10キロ競歩で42分55秒をマークし準優勝の好成績を収めた。高校卒業後は、順天堂大学に進み、初レースとなった全日本競歩輪島大会・男子U20・10キロ競歩で準優勝と活躍が続く。
 和歌山陸協栄章では勲功章に永江君と阪本海月華さん(紀央館高)。全国大会で優秀な成績を収めた永江君は県中学記録章とのダブル受賞。阪本さんは昨季、全国高校総体・女子円盤投で43メートル48をマークし準優勝など全国舞台での活躍が光った。
 指導者功績章で真砂貴紀さん(33)=田辺市・日高地方陸上競技協会=が受賞。2017年から南部中学校で陸上部顧問を務め、男子砲丸投で小林聖選手らを指導。自身も投てきの選手で、合宿に参加したり先輩から指導法を学び有力選手の育成に努めた。 
 審判員功労章で柳岡正子さん(69)=御坊市・日高陸協=が受賞。30歳の時に審判員の資格を取得し、これまでに県内の大会を中心に庶務を担当し大会運営をサポート、駅伝やマラソン大会では観察員を務めるなど尽力した。
 県内の日本陸連栄章受賞者は優秀選手章、優秀指導者章合わせて4人、和歌山栄章は勲功章など31人。


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