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6月25日 3年ぶり、わんぱく相撲御坊場所 再出発、勇気を出して前へ進もう 〈2022年5月19日〉

2022年05月19日 08時30分00秒 | 記事


イラスト入りのチラシを見せて説明する市川委員長


 一般社団法人御坊青年会議所(JC・小林久起理事長)は6月25日、御坊市立相撲場で「第34回わんぱく相撲御坊場所」を開く。コロナ禍で2年連続で中止を余儀なくされたが、幼児の部はなくし、小学生だけとするなど制限をかけたり、感染症対策を施しながら、3年ぶりに復活。副題には「『再出発』~勇気を出して前へ進もう」と入れ、6月9日まで出場者を募集している。

 同場所は毎年開催してきた行事で祖父母まで応援に訪れるなど地域から親しまれている。新型コロナウイルス感染症が拡大したことで令和2年、3年は開催を見合わせており、今年もどうするかと協議したが、イベントなどが少なく、自主規制でストレスがかかる今の社会で、少しでも地域の子どもたちに元気を届けたいと開催へ踏み切った。
 参加資格は御坊市、日高郡内(みなべ町を除く)に在住、在学している小学生男女。競技方法は学年別のトーナメント方式で、1年、2年、3年、4年女子、5年女子、6年女子、4年男子、5年男子、6年男子(4、5、6年女子の参加人数が少ない場合は、高学年女子の部とする)の各部で行う。
 当日は小学1、2、3年が午前8時30分から、小学4、5、6年が9時から受付。9時30分から開会セレモニーを行い、10時から開始。参加人数により、リーグ戦等に変更する場合もある。参加無料。小学3年生以下の児童はさらし(3メートル程度の長さ)を持参。4年生以上の児童にはまわし(男子)マイティパンツ(女子)を主催者側で用意する。
 すでにチラシは各小学校を通じて児童に配布しており、チラシに掲載のQRコードを読み込み、応募フォームから参加を申し込むスタイルで、不明な人は問い合わせること。大会1週間前にコロナ対策についてのメールを送ったり、競技中は基本的に保護者だけの観戦にし、御坊市立体育館にモニターを用意するなど参加人数によって来場制限や相撲場内への入場人数制限をする場合がある。
 参加賞に500円分のQUOカードを贈る。市川朋和・同所青少年育成委員長は「相撲未経験者も大歓迎です。コロナ禍でできないことが多い中、思いっきり楽しんでもらえたら」と話した。
 問い合わせは、御坊青年会議所(電話22・5434)へ。


同日に市立相撲場で県大会も

4、5、6年男子優勝者出場

 御坊場所開催日に午後3時から、御坊市立相撲場で県大会を開催する。
 御坊場所のほかは、和歌山場所が6月5日、有田場所が6月18日に行う予定。この3場所の4年、5年、6年の男子の優勝者が出場することになっている。
 県大会での優勝、準優勝者は10月30日に東京都の両国国技館で行われる、わんぱく相撲全国大会に出場できる。


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