紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

県小学生相撲大会 井ノ上力也君(6年)全学年制覇達成 5年の川口虎眞君、4年の宮下竣伍君も関西大会へ 〈2019年7月24日〉

2019年07月24日 08時30分00秒 | 記事

 

6年生の部を制覇した井ノ上君

5年生の部準優勝の川口君

4年生の部敢闘賞の活躍だった宮下君 


 第32回県小学生相撲大会は20日、県営相撲場であり、個人戦6年生の部で井ノ上力也君=野口小、身長150センチ、体重53キロ=が優勝して1年生から6年生まで全学年制覇を達成し、同5年生の部で川口虎眞君=同、141センチ、53キロ=が準優勝、同4年生の部で宮下竣伍君=湯川小、136センチ、48キロ=が敢闘賞(4位)で、3人は8月25日に京都府で開く全日本小学生相撲大会関西ブロック予選大会への出場を決めた。団体戦でも、井ノ上君、川口君が、メンバーとして入る有田少年相撲クラブAの準優勝に貢献した。

 6年生の部には11人がエントリー。井ノ上君は2回戦から登場して押し出し、準決勝も押し出しで白星を挙げると、決勝は寄り切って勝ち、1年生から優勝を続けてきた全学年制覇の栄冠を獲得。4年生からは連続で関西ブロックに出場しており「うれしい。関西では、まず1回戦突破を目指して頑張りたい」と力を込めた。
 8人が出場した5年生の部で、川口君が1回戦を寄り切り、準決勝は寄り倒しと、力強い取り組みを見せたが、決勝はすくい投げで敗退。「関西ブロック予選に進めてうれしい。落ち着いて自分の相撲を取り、1勝でも多く勝ちたい」と話した。
 6人で競った4年生の部で、宮下君は初戦を押し出しで勝つと、準決勝は寄り切りで敗れ、3位決定戦に進んだが、押し出されて負け、敢闘賞の4位で関西出場権を獲得。相撲を初めてまだ1カ月ながら「もうちょっと頑張りたかった。関西では1、2回勝てれば」と前向きだった。
 団体戦は9チームが出場して、4年生が先鋒、5年生が中堅、6年生が大将を務めるチーム構成で競技。有田少年相撲クラブAには佐々木泰寿君(保田小)が先鋒、川口君が中堅、井ノ上君が大将に入り、初戦の和歌山市相撲教室Cを、川口君が寄り切り、井ノ上君が押し出しで白星をあげ3勝で破り、準決勝の和歌山市相撲教室Bとの戦いでも川口君が寄り倒し、井ノ上君が押し出しで勝つ活躍で突破。決勝では和歌山市相撲教室Aに先鋒、次鋒と黒星で、井ノ上君が送り出しで一矢を報いた。
 個人戦は県大会各部4位までの入賞者、団体戦には個人戦4、5、6年の各部優勝者で構成の和歌山A、準優勝者の和歌山B、3位入賞者の和歌山C、4位敢闘賞受賞者の和歌山Dが、京都市伏見港公園相撲場で開く関西ブロック予選大会に出場。近畿地方2府4県から、団体戦24チーム、個人戦72人が参加し、団体、個人の部ともに3位までを表彰するもので、個人戦学年別の入賞者に関西ブロック代表として全日本小学生相撲優勝大会への出場権が与えられる。
 関西ブロック予選大会の出場枠はない、3人出場の2年生の部で杉本佳那莉君=野口小、125センチ、25キロ=が初戦の準決勝を上手投げを決め勝ち上がったが、決勝では寄り切られて敗れ、準優勝だった。


その他の主なニュース

 参院選 世耕弘成経済産業大臣が初の得票率全国1位

 23日 令和元年度退任自治会長知事感謝状伝達式

 御坊日高博覧会 休耕田に苗を植えるプログラム「伝統を守りたい!あなたの1本が黒竹を救う‼」開催

 玄心書道展(一般)で伊奈希葉さん(御坊市)特選受賞